しかもこれは会社だけの話ではありません。学校などで行われる身体測定で、2015年に廃止されるまで長く続いていた「無駄な検査項目」があったのをご存じですか。答えは「座高」です。何のために測っているのか、誰も疑問に思わないまま、当然のように続けられていた。こういうことって、実は身の回りにたくさんあります。
現代経営学の父と呼ばれるP・ドラッカーも「必要のない仕事をやめれば生産性が上がる」と説いていますし、ジョブズやザッカーバーグが同じ服を何着も持っていた話も有名ですよね。「服を選ぶ」という小さな決断さえ減らして、大切なことにエネルギーを残す。彼らが特別ストイックというより、「やらない」を設計していたんだと思います。
とはいえ、無駄な慣習って、最初から無駄だとわかっていたら誰もやりません。
無駄だと気づけないから続くし、「みんながやっているから」で固定化する。
だからこそ、無駄を見つけるには、普段の延長線ではない視点が必要になります。
たとえば、転職してきた人の目線。社内の常識にまだ染まりきっていないからこそ、「なぜそれをやっているの?」が自然に出てきます。ただ、転職者本人は反感を恐れて、改善点を自分から言いづらいことも多いです。だからこそ、こちらから「前の職場ではどうしてた?」「何か違いある?」と聞いてみるだけで、思いがけないヒントが出てきますーーー(『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』2026年3月26日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)
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