営業で結果がちっとも出ない人に共通する「原点喪失」という名の盲点

 

これは他のことでも言える。例えば会社経営で新規事業を考えると、

「利幅もあるし、儲かりそうだ」

「今流行っているから」

「これが次に来るぞ」

といった視点になりがち。

しかし本当に考えるべきは「なぜ自分がその事業をやるのか」というミッションのほうが重要だ。

  • 自社がやる必然性はあるのか
  • 自社だから提供できる価値は何か
  • お客様にどんなメリットを与えるのか

ここが明確に打ち出せる経営者は優秀。逆にここが曖昧だと、途中で必ず迷いが出る。社員もついてこないだろう。

忙しく働いていると、つい“目の前のこと”ばかり追いかけてしまう。

  • 目の前のちょっとした問題
  • 目標、数字
  • まわりからの評価

もちろんどれも大事である。

しかしそればかりを追っているとやること少しずつズレていく。

そしてある日、フッと「自分は何のために働いてきたんだ」と思うようになる。

気づけばいいが、そのままキャリアを終わる人もいる。

だからこそ、ときどき立ち止まって「自分はなぜこの仕事をしているのか」と考えて欲しい。

  • お客様の役に立ちたい
  • 誰かに喜ばれる仕事がしたい
  • 家族を幸せにしたい

理由は人それぞれである。

この「モチベーションの原点」がはっきりすると、仕事の迷いは無くなっていく。

営業では「どう売るか(How)」ではなく「なぜ売っているのか(Why)」のほうがはるかに重要である。

ここが定まるとメッセージ性が強くなる。

その言葉には熱が宿る。

そしてお客様は熱のある言葉に動かされる。

ぜひ、今から時間をとって「自分はお客様にどんな価値を届けているのか」と質問してほしい。

そして「自分はなぜこの仕事をしているのか」と質問してほしいのだ。

ここがはっきりすると不思議と力が湧いてくる。

営業とは単なる商品の販売ではない。

お客様の人生を、今より少し良くする仕事である。

だから迷ったときはテクニックではなく原点に立ち返ること。

原点に立ち返った時、営業の神様は微笑むものだ。

【本日のポイント】

  •  売り方のテクニックの前に「役立てているか」を問う
  • 自分の原点に立ち戻る

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群馬県高崎市生まれ。工学部機械科卒業後トヨタホームに入社し、営業の世界へ。 自分に合う営業方法が見つからず7年もの間クビ寸前の苦しい営業マン時代を過ごす。 お客様へのアプローチを訪問から「営業レター」に変えることをきっかけに4年連続トップの営業マンに。 2006年に独立。営業サポート・コンサルティング株式会社を設立。 現在、上場企業への定期研修、講演、コンサルティング業務、経営者や営業マン向けのセミナーを行っている。 個人の営業マン向けとして【営業通信講座】や個人コンサルティングも実施。 2010年より関東学園大学にて学生に向け全国でも珍しい【営業の授業】を行い、社会出てからすぐに活躍できるための知識を教えている。 また(社)営業人材教育協会の理事として営業を教えられる講師の育成も取り組む。 2019年までに56冊の本を出版。ベストセラー、海外で翻訳多数。

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