「自分で自分の首を絞め最後には開き直る」という持ち芸
さて、「安倍首相の国葬に反対するSNS上の書き込みの8割は隣りの大陸からのもの」など、以前から大嫌いな中国を貶めるためには息を吐くように嘘を垂れ流して来た高市氏ですが、この総裁選時の「奈良の鹿を蹴る外国人観光客」という発言も、県の担当者に問い合わせると「そのような報告は1件もないし、目撃情報もない」とのこと。そこで高市氏本人に発言の根拠を聞くと「自分なりに確認した」と繰り返すのみで、どのように確認したかについては明確に答えず、質問をはぐらかしたのです。
こうした報道が続き、SNS上でも高市氏の発言の信ぴょう性を疑う声が多くなると、高市氏は突然「自分が見た」と言い出したのです。自分が見たのなら最初からそう言えばいいのに、最初は人から聞いた話、SNS上で見た投稿のように言っていて、その根拠は答えない。そして説明に窮すると「自分が見た」、もはや子どもの開き直りです。
後先のことなど考えずに嘘をつき、根拠が示せなかったり辻褄が合わなくなると別の嘘を塗り重ね、自分で自分の首を絞めて行き、最後には開き直り。こんな人物が国会議員であるだけでも大問題なのに、日本の首相だと言うのですから絶望的です。今回、高市首相が嘘をついてG7の会議を欠席したことで、議長国のフランスとドイツは、EUによるEVとハイブリッド車への優遇策から、日本車メーカーを除外する案で合意してしまったのです。
これはEU内での自動車販売で、EVやハイブリッド車への補助金や税優遇を受ける条件の取り決めですが、除外されてしまったらハイブリッド車に力を入れて来た日本車メーカーは大打撃を受けてしまいます。就任早々、中国にケンカを売って今もなお国益を損ねつつある支持率女王が、今度はEUまで敵に回してしまったのです。一体、これのどこが「世界の真ん中で咲き誇る高市外交」だと言うのでしょうか?あたしには「嘘で国益を損なう高市外交」にしか見えません。
(『きっこのメルマガ』2026年10月28日号より一部抜粋・文中敬称略)
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