【Windows 10サポート終了】歴9年のライターがリアルに買い替えた、高コスパなノートPCとは？

ライフ

2025.10.07

by 福永太郎

Windows 10のサポートが2025年10月14日に終了で、使い続けるとセキュリティ面でリスクが。Windows 11対応PCへの移行が避けられない状況で、筆者も少し前にあわてて新しいPCを導入しました。

選んだのは「Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 10 21CCS0W10」。2022年発売の、いわゆる型落ちモデルです。

ライター歴9年目の筆者はずっと「X1 Carbon」シリーズを使ってきて、これが3台目。これまで不満なく使えてきた信頼感があったので、今回も迷わずこのシリーズから選びました。

今回は、「X1 Carbon Gen 10」に買い替えた理由をお伝えします。筆者はパソコンマニアではないですが、「こんな選び方もあるのか」と参考になれば幸いです！

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性能と持ち運びやすさを両立

【ThinkPad X1 Carbon Gen 10】

CPU：第12世代インテル Core i5 1235U(Alder Lake) 10コア

メモリ：8GB

ストレージ容量：M.2 SSD：256GB

ディスプレイ：14インチ

解像度：WUXGA (1920×1200)

重量：約1.12kg

サイズ：幅315.6x高さ15.36x奥行222.5 mm

※筆者購入PCの場合。仕様は構成によって異なります。

筆者が愛用してきたX1 Carbonシリーズは、レノボのビジネス向けノートPCのフラグシップモデルです。

14インチと画面サイズはやや大きめで、モバイルノートの中では性能が高いのが特徴。そのぶん価格も高めですが、「性能」と「持ち運びやすさ」のバランスがよく、自分にとってはベストな1台だと感じています。

普段のメイン用途はライティングなので、本来そこまでのスペックはなくても十分使えます。ただフリーで仕事をしていると、急に動画編集を頼まれたりすることもあって、そういう時にある程度対応できる性能が欲しい。

X1 Carbonで、これまで使ってきた旧モデル「ThinkPad X1 Carbon 20HR-0005JP（第5世代）」でも、YouTube用の簡単な編集くらいなら快適とまではいかないものの、こなすことはできました。

フリーの仕事は本当に何が来るかわからないので、「いざというときに一通り対応できる性能」を備えていることが、X1 Carbonを長く気に入っている一番の理由です。本格的な動画編集や重量級のゲームをやる人なら、もっと上位スペックのPCを選ぶべきかもしれませんが自分にとってはこれくらいの性能で十分。

また、14インチの画面サイズで、複数のタブやウィンドウを並べたときの作業のしやすさも良好です。

打鍵感とタフな見た目が好き

「X1 Carbon Gen 10」は、これまで使用していたモデルと同様に重さ1.12kg。超軽量モデルに比べると高性能なぶん重量はありますが、外出先に持ち歩くには問題のない範囲。

打鍵感も好み。あまり深く沈み込む感じのキーは苦手なんですが、ちゃんとタイピングしてる実感もほしい派の自分の感性にフィットしています。

X1 Carbonは米軍規格（MIL-STD-810H）準拠の耐久テストをクリアしており、堅牢性についても信頼できます。実際に机から派手に落下させて、「さすがにコレは終わったか…」という場面でも問題なく使い続けられました。

マットな黒いボディは、いかにも頑丈そうな雰囲気で、安心感を与えてくれる点も気に入っています。

私の結論、なぜ型落ちを選んだか

最新のThinkPad X1 CarbonシリーズはGen 13（2025年モデル）ですが、自分が購入したのは2022年発売のGen 10です。Gen 13は構成によって約986gという軽さやCopilotキーをはじめとしたAI機能などが特徴ですが、価格は20万円台〜と高めなので、急な買い替えでは費用面がネックに感じました。

一方、Gen 10は旧世代のパフォーマンスを考慮すると、性能も向上し、堅牢性や使いやすさも十分そう。実際に10万円程度で入手でき、コストパフォーマンスが高いと判断して今回購入に至りました。

新しい相棒を手に、また快適に仕事が続けられそうです。