1本140円なのに1日1500本超え!東大阪の激安「焼きとり」専門店が起こす奇跡

Grilled,Yakitori,Chicken,Skewers,At,An,Izakaya,Restaurant,In,Omoide
 

地域に愛され、1日1000本以上を売り上げる焼きとり専門店があります。大阪の小さな商店街の一角で、深夜から仕込みを続ける店主の情熱と、地域への思いやりが口コミを呼び、正月前の3日間には1万本超えという驚異的な数字を叩き出します。今回のメルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では、著者の佐藤きよあきさんが、地域に根ざした商売の在り方とその繁盛の秘密に迫ります。

電話予約で、50本、100本!テイクアウトの激安焼きとり専門店!

「おっちゃん! 唐揚げちょうだい!!」。

毎週金曜日の午後になると、近くの小学生たちが学校帰りに立ち寄り、爪楊枝に刺された唐揚げを一つもらって、その場で食べます。店主の心遣いで、もちろん無料です。食べながら店主とおしゃべりして、「おっちゃんの唐揚げは一番やな! ありがとう!」と言って、帰って行きます。ほんの数分の出来事ですが、商売人と地域の子どもたちとの交流の時間です。「地域のためにできること」を考えての行動です。

地域に根ざした小さな焼きとり専門店

このお店は、東大阪市弥刀にある、テイクアウトの焼きとり専門店「とり坂」。寂れかけた小さな商店街の一角にある、小さなお店。月火水曜日は16〜18時、金土日曜日は10〜18時営業。

焼きとりは、「はつ」「ぼんじり」「皮」「肩ロース」「もも」「つくね」、皮とむねの「MIX」の7種類。1本140円。その他、「手羽元唐揚げ」「肝揚げ」など。

絶賛されるタレの秘密

平飼いの鳥取産大山どりを使用し、とろみの強い自家製ダレを塗って、焼き上げます。焼いた後もタレに漬け、パックに。さらに、追いダレを。鶏肉の味も好評ですが、それ以上にタレの味を絶賛するお客さまが多くいます。残ったタレをご飯にかける人も。なので、普通の焼きとり店に比べ、仕込むタレの量が数倍にもなります。

深夜から始まるひとりの戦い

焼きとりとタレの仕込みのために、店主はひとりで深夜から仕事を始めます。時々椅子に座ったまま居眠りをしながら、朝まで続きます。ここまでするのは、価格を抑えるためと、売れる本数が多いため、間に合わないからです。

頻繁に予約電話が入り、数十本の注文があります。店頭でも次々にお客さまがやって来て、多くの本数を買って行きます。1日1000〜1500本が売れると言います。正月前の3日間には、1万本を超えるそうです。正月用として、地域の人びとが買うのです。

もはや、その地域の食文化として根づいています。食べものを扱うお店として、これほど誇らしいことはありません。商売人としても、生きがい、やりがいを感じます。だから、寝る時間が少なくても、頑張れるのです。

image by: Shutterstock.com

佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント)この著者の記事一覧

なぜ、人はモノを買いたくなるのか。欲しいという感情は、どこから生まれるのか。消費行動における人の心理を知れば、売れるモノが見えてくる。売り方がわかる。小手先のテクニックなど、いらない。人を研究すれば、やるべきことはすべてわかる。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座 』

【著者】 佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント) 【発行周期】 週刊

print
いま読まれてます

  • 1本140円なのに1日1500本超え!東大阪の激安「焼きとり」専門店が起こす奇跡
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け