ファクタリングは乗り換え可能|他社利用中の複数利用はばれる?刑事告訴の危険性について解説

2024.09.05
by MAG2NEWS編集部I
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ファクタリングを利用している最中に、もっと好条件の業者が見つかり「乗り換えたい」「複数利用したい」と思うことがあるでしょう。

しかし、同時に「乗り換えはできないのでは?」「複数利用は違法なのでは?」と考えてしまうのではないでしょうか?

結論を申し上げると、ファクタリングの乗り換えは可能です。

複数利用も違法にならないケースがあるので、本記事で詳しく解説していきます。

刑事告訴される違法ケースについてもお伝えするので、ファクタリングの乗り換えや複数利用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

ファクタリングは他社利用中でも乗り換えできる?会社同士のつながりはあるのか

冒頭でもお伝えした通り、ファクタリングの乗り換えは可能です。

もちろん、すでにファクタリング会社を利用している最中でも他社と契約できます。

ただし、すでにファクタリング会社へ譲渡した債権を他社で買取してもらう行為は違法です。

では、違法にならない使い方をご紹介します。

会社同士のつながりの有無についてもお伝えするので、ぜひチェックしてみてください。

  • 別の売掛債権を異なる業者で買取してもらう
  • 同じ債権を用意して複数で見積もりだけ出してもらう
  • 会社同士のつながりは基本なし

 

別の売掛債権を異なる業者で買取してもらう

異なる売掛債権であれば、他社利用中でも乗り換えが可能です。

例えば、売掛債権1をファクタリング会社Aに買取してもらい、売掛債権2をファクタリング会社Bに買取してもらうという行為は問題ありません。

売掛債権1をファクタリング会社Aとファクタリング会社Bに査定してもらい、買取してもらおうとすると二重譲渡となり違法です。

どちらかのファクタリング会社は資金回収不可となり、刑事罰の対象となる恐れがあるので絶対に行わないようにしましょう。

 

同じ債権を用意して複数で見積もりだけ出してもらう

同じ売掛債権であっても、見積もりを出してもらうだけなら複数利用が可能です。

例えば、売掛債権1をファクタリング会社Aとファクタリング会社Bに査定してもらい、見積もりを出してもらうだけなら問題ありません。

見積もりを比較して良いと思った方とだけ契約して、そのファクタリング会社に買取してもらえばOKです。

 

会社同士のつながりは基本なし

ファクタリングは、会社同士のつながりが基本的にはありません。

そのため、乗り換えや複数利用をしたとしても、二重譲渡等の違法なやり方をしない限りばれる心配はありません。

ただし、ファクタリングに関する情報が寄せられるサイトがあります。

 

サイト名

概要

日本ファクタリング信用情報機関

契約違反や虚偽の情報でファクタリングの申込を行った利用者の情報を収集し、加盟各社からの照会に応じて情報を提供

ファクタリング情報館

ファクタリング会社の口コミ評判・企業情報を徹底して比較調査

ファクタリング事業推進協会

ファクタリング業者に対する指導や事業適正化のノウハウを提供して、業界の健全化を図っている

 

ファクタリング会社がこれらのサイトをチェックしていると、他社利用中や乗り換えがばれる恐れがあります。

とはいえ、二重譲渡等の違法行為がなければペナルティはありません。

乗り換えや複数利用する際は、次の項目でお伝えする違法ケースだけ気を付けるようにしましょう。

 

ファクタリングの他社借り換えはOK!ただし刑事告訴される違法ケースもチェックしておこう

お伝えしている通り、ファクタリングは他社への乗り換えや借り換えができます。

しかし、刑事告訴される違法ケースもあります。

 

それが「二重譲渡」です。

1つの売掛債権を複数のファクタリング会社で買取してもらう行為は、必ずどちらかの業者で資金回収不能となります。

二重譲渡は詐欺行為として見なされて、刑事告訴される恐れがあります。

場合によっては、以下のような罪に問われてしまうでしょう。

 

内容

罰則

詐欺罪

虚偽の事実を告げて相手を欺き、財物を不正に取得する行為。

10年以下の懲役刑

私文書偽造罪

民間人や法人が作成する文書を偽造する行為。

3ヶ月以上5年以下の懲役刑

公文書偽造罪

国や自治体など公的機関が発行する文書や書類を偽造する行為。

1年以上10年以下の懲役刑

 

譲渡できない債権の買取は、罰金刑がなく懲役刑が法定刑という重罪です。

2022年3月には「架空の債権売却持ちかけ、ファクタリング業者から1億円詐取した疑い」で東京都港区の元会社役員が逮捕されています。

乗り換えや借り換えを利用する場合は、異なる債権を用意するか、見積もりを出してもらうだけにとどめましょう。

 

乗り換えにおすすめなファクタリング会社

続いては、乗り換えにおすすめなファクタリング会社を5つご紹介します。

  • QuQuMo
  • 中小企業金融サポート機構
  • アクセルファクター
  • ペイトナーファクタリング
  • トップマネジメント

 

QuQuMo

QuQuMo

QuQuMo」は、手数料1%〜という業界最安水準を誇るファクタリング会社です。

乗り換え先として利用すれば、今よりもコストを抑えられる可能性があります。

さらに、来店不要の完全オンライン対応という利便性の高さも兼ね備えているので、手間と時間をかけたくない方には最適です。

ちなみに、面談や電話によるやり取りも必要なく、書類も「請求書」と「通帳」の2点だけ用意すれば対応してくれます。

コア業務に支障をきたす心配がないので、忙しい方はQuQuMoに頼ってみるのがおすすめです。

運営会社

株式会社アクティブサポート

利用対象者

法人・個人事業主・フリーランス

買取可能額

上限なし

手数料

1%~

入金スピード

最短2時間

契約の種類

2社間ファクタリング

債権譲渡登記

不要

オンライン手続き

可能

QuQuMoの詳細はこちらから

 

中小企業金融サポート機構

中小企業さサポート機構

中小企業金融サポート機構」は、買取可能額の上限と下限が設定されていないファクタリング会社です。

今のファクタリング会社では対応しきれないような少額または大口の資金調達でも、中小企業金融サポート機構なら問題なく受け入れてくれます。

手数料は1.5%〜10.0%です。

ファクタリングは請求書の額が高ければ高いほど手数料が安くなるので、まとまった資金調達を希望している方ならコスト削減につながるでしょう。

大口の売掛債権を保有している事業者の乗り換え先としてうってつけです。

運営会社

一般社団法人 日本中小企業金融サポート機構

利用対象者

法人、個人事業主

買取可能額

下限上限なし

手数料

1.5%~10.0%

入金スピード

最短即日

契約の種類

2社間、3社間

債権譲渡登記

不要

オンライン手続き

可能

中小企業金融サポート機構の詳細はこちらから

 

アクセルファクター

アクセルファクター

アクセルファクター」は、最短1時間で入金してくれるファクタリング会社です。

業界トップクラスの入金スピードを誇っているため、あなたが利用している業者より素早く対応してくれる見込みがあります。

さらに、審査通過率が93%という驚異的な数値も特徴の一つです。

ファクタリングの平均契約率は70%前後とされているため、以下に多くの事業者と取引しているのかわかります。

他社で買取不可となった売掛債権を保有している方は、一度アクセルファクターに依頼してみると良いでしょう。

運営会社

株式会社アクセルファクター

利用対象者

法人、個人事業主

買取可能額

30万円~無制限

手数料

1%〜10%(売掛金が多いほど手数料が低くなる)

入金スピード

最短1時間で、遅くとも翌日

契約の種類

2社間、3社間

債権譲渡登記

審査結果によって不要の契約も可能

オンライン手続き

可能

アクセルファクターの詳細はこちらから

 

ペイトナーファクタリング

ペイトナーファクタリング

ペイトナーファクタリング」は、個人事業主向けとしてサービスを提供しているファクタリング会社です。

買取可能額は最低1万円〜と少額なので、大口の取引がないという自営業やフリーランスの方でも問題なく利用できます。

さらに、入金スピードは最短10分と業界最速の早さです。

今のファクタリング会社だと入金が遅いと感じている方は、乗り換え先としてペイトナーファクタリングを検討してみましょう。

ただし、買取可能額は初回25万円までで、2回目以降でも100万円までと少額です。

大口の債権を保有している方は、他のファクタリングを探しましょう。

運営会社

ペイトナー株式会社(旧yup株式会社)

利用対象者

法人、個人事業主、フリーランス

買取可能額

初回:1万~25万円

2回目以降:1万~100万円

手数料

10%

入金スピード

最短10分

契約の種類

2社間

債権譲渡登記

不要

オンライン手続き

可能

ペイトナーファクタリングの詳細はこちらから

 

トップマネジメント

top

トップマネジメント」は、「請求書」に加えて「見積書」や「受注書」「発注書」の買取にも対応してくれるファクタリング会社です。

請求書より前の段階で発行する書類の買取をしてくれるため、他社よりも素早い資金調達ができます。

「請求書を持っていないけど見積書ならある」という事業者の方は、トップマネジメントに頼ってみるのがおすすめです。

ちなみに、トップマネジメントなら以下のような問題を抱えていても買取を検討してくれます。

  • 税金滞納中
  • 赤字決算
  • 創業期

さまざまな問題によって他社での利用を断られたという方も、一度トップマネジメントに相談してみると良いでしょう。

運営会社

株式会社トップ・マネジメント

利用対象者

法人、個人事業主、フリーランス

買取可能額

30万円~3億円

手数料

3社間:0.5%~3.5%

2社間:3.5%~12.5%

入金スピード

最短即日

契約の種類

2社間、3社間、見積書・受注書・発注書

債権譲渡登記

不要

オンライン手続き

可能

トップマネジメントの詳細はこちらから

 

ファクタリングの乗り換えにベストなタイミング

ファクタリングの乗り換えにベストなタイミングは次の通りです。

  • 今より手数料が安い業者を見つけた時
  • 今より入金スピードが早い業者を見つけた時
  • 新しい売掛債権を手にした時

まず、今より手数料が安い業者を見つけたら乗り換えのベストタイミングです。

また、入金スピードが早かったり、好条件を提示されたりした時も、乗り換えを検討してみると良いでしょう。

さらに、新しい売掛債権を手にしたタイミングも、他のファクタリング会社を利用するチャンスです。

色々なファクタリング会社を利用しないと、「こっちの方がコストが安かった」「ここの方が対応が良かった」といった点は見えてきません。

複数の業者を利用して、自分に合ったファクタリング会社を選びましょう。

 

まとめ

ファクタリングは乗り換えや複数利用が可能です。

ただし、同じ債権を複数のファクタリング会社に買取してもらうと、どちらか1社は資金回収不可となります。

詐欺行為を行ったとして刑事告訴される恐れがあるので注意してください。

乗り換えや複数利用が問題とならない使い方は、以下の通りです。

  • 異なる売掛債権を用意する
  • 複数の業者で見積もりだけ出してもらう(契約や1社)

以上の方法であれば、乗り換えや複数利用ができます。

今回ご紹介した5つのファクタリング会社なら、乗り換え先としてもピッタリなので、それぞれの特徴を理解したうえで利用してみると良いでしょう。

 

ファクタリング会社

手数料

買取可能額

入金時間

QuQuMo

1%~

上限なし

最短2時間

中小企業金融サポート機構

1.5%~10.0%

下限上限なし

最短即日

アクセルファクター

1%〜10%

30万円~無制限

最短3時間

ペイトナーファクタリング

10%

初回:1万~25万円

2回目以降:1万~100万円

最短10分

トップマネジメント

3社間:0.5%~3.5%

2社間:3.5%~12.5%

30万円~3億円

最短即日

 

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