史上最大赤字のマクドナルドが、33ヶ月ぶりに黒字を出した新戦略とは?

shutterstock_133078556 copy
 

このところ何かと話題のマクドナルド。2014年に期限切れの肉をナゲットに使用していたことが判明し、大きな社会問題に発展しました。その事件の影響もあって売り上げが激減し、赤字が続いていたマクドナルドですが、今年1月にやっと黒字に返り咲きました。そんなマクドナルドの動向を、有料メルマガ「生物学博士いいなのぶっちゃけていいっすか?」の著者・いいなさんが説明しています。

マクドナルドが33ヶ月ぶりに黒字

食べ物の話題にはうるさい日本人です。

マクドナルドが商品名をバベポとか、エグチとか、お店で言うのが恥ずかしい名前に変えたり、フライドポテトにチョコレートという非常にキモい組み合わせにしたりする戦略に出ております。

そして、それが当たりました。

マクドナルド、33カ月ぶり客数プラス 今年1月 新メニューで客離れに歯止めか(産経ニュースより)

日本マクドナルドホールディングスは4日、1月の客数が前年同月比17.4%増と33ヵ月ぶりに増加したと発表した。既存店売上高は35.0%増と2ヵ 月連続でプラスだった。使用期限切れの鶏肉や異物混入問題の影響で家族連れを中心に続いていた客離れにひとまず歯止めがかかった格好だ。ただ、1月のプラスについて、「消費者からの信頼が回復したととらえるのは時期尚早だ」(証券アナリスト)との声もあった。新メニュー「おてごろマック」が好調だったほか、期間限定商品「マックチョコポテト」なども人気だったことが奏功した。客単価は15.0%増と2ヵ月連続で伸びた

マクドナルド復活の兆しか?とも思われます。

マックチョコポテトは実際に食べてみましたが、子供が好きな味でした。

あまじょっぱい感じでした。

まあ、年に一回くらいならたべるかなぁ。

そして、次の戦略は、みんなにハンバーガーの名前を決めてもらおう!ってものです。

マクドナルドが名前を募集している新しいハンバーガー「北海道産ほくほくポテトとチェダーチーズに焦がし醤油風味の特製オニオンソースが効いたジューシービーフバーガー(仮称)」について、最もしっくりくるネーミングが誕生したと話題になっている。

名前が長すぎることで新しいネーミングを募集したのは、じゃがいもをベースにした390円のハンバーガー。

2/2から2/15に渡り、特設HPにて名前が募集されており、応募者全員にマックフライポテトのクーポン、採用者(1名)にはバーガー10年分が当たるキャンペーンが開かれている。

この企画についてネット上では様々な新名称が考案され、注目を集めていた。

さて、そんな新バーガーについて、最も納得感のある名前が誕生したTwitterで話題になっている。

それがこちら!

「名前募集バーガー買って来たけど、詐欺バーガーで決定だな!」

ツイッターアカウント:つね @pierot70

(※現在はこのアカウントは非公開設定になっています)

マクドナルドにはありがちな宣材写真と実物が全く異なるいつものパターンで、見事に詐欺バーガーという名前が誕生。

Twitterでは9,000以上ものリツイートを集め、賛同の声が殺到した。

公式HPで公開されている代表的な名前はこちら

現状では「北北(ほくほく)バーガー」が一番投票数が多い。

写真を見ると、宣材写真と実際のものが全く違うものになっちゃってますね!

マクドナルドは、注文する際の写真と出てきたものが違うのは有名ですが、ポテトたっぷり感のある写真を見せといて、出てきたらポテトがほとんど入ってない!とか、まさに、詐欺ですよね。

詐欺バーガーで、決定すればおもしろいのになぁ。

image by: Radu Bercan / Shutterstock.com

print
いま読まれてます

 

生物学博士いいなのぶっちゃけていいっすか?
著者/いいな
本音で語ることの少なくなった現代。「科学的思考」はどれくらい受け入れられるのか?人はどうやって騙されていくのか?実際のところどうなのか?、ということが知りたい人向けに発行しているメルマガです。時事ニュースなどを科学的な思考で分析しています。
<<登録はこちら>>

  • 史上最大赤字のマクドナルドが、33ヶ月ぶりに黒字を出した新戦略とは?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け