「体に良い」はもう古い。米ファストフード業界で驚きの変化

 

アメリカのバーガーが示唆、存続するビジネスの価値とは?

アメリカで10兆円の市場を狙うハンバーガーマーケットの争奪戦は、美味しさにこだわるバーガー企業が大手企業がビジネス化できないこだわりを突き詰め、いかにビジネスモデルとして確立するか? にかかっています。

国民食ハンバーガーが健康志向より美味しいもの志向へと向かっている中、支持されるこだわり(価値観)とは、食材の鮮度と調理法とトレーサビリティー、そしてサステナブルです。

なぜならアメリカの消費は、ベビーブーマーから既にミレニアル世代(1980年以降生まれ)とその後の世代に人口規模において移っており、この層がお金を使う基準は、美味しさを生み出すビジネスが世の中にとってよいことを実施しているのか? という企業の在り方なのです。

少子高齢化の日本は、これから高齢化対策と共に若い世代をいかに取り込んでいくか? がビジネスの存続には不可欠となります。

アメリカで起こっているハンバーガービジネスが存続をかけて訴求する価値は、SNSが口コミを起こす時代を見据えた戦略であり、日本のビジネスが次世代を取り込むには必要なのです。

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日本の上場企業トップと同行し米国優秀企業を紹介した米国ビジネスモデルコンサルタントが、そのトップだけが持つ独自の視点で利益を生み続ける現場演出から分析。日本の優秀企業が、米国企業から導入し、顧客を喜ばせた「オンリーワンになる法則」を事例で解説。<少量生産・高付加価値を可能にする3rdビジネス>を発信する

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【著者】 清水ひろゆき 【発行周期】 不定期

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