匿名で気軽に書き込めるのがインターネットの利点のひとつでもありますが、フリーランスの方などは仕事の幅を広げるためにあえて「実名公表」をしている方も少なくありません。しかし、一部では危険との声も…。いつも読者からの質問に回答してくれる、メルマガ『『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』』の著者で人気コンサルの永江一石さんは、すべて「実名公表」しているとのことですが、その理由とは?
ネットの「実名公表」は危険なのか?
Question
自分は地方でライター兼フォトグラファーとして活動しています。ネットはブログとSNS(facebook・twitter・Instagram)をやっていて、すべて実名を公開しています(住所は書いていません)。
なぜ実名を書くかというと、今の時代、初めて会った人は大抵名前で検索するはずです。その際、ブログでもインスタでも作品を見てもらえれば、自分の人となりがすぐにわかってもらえます。自分を知ってもらうための時間的コストを下げたいというのが理由なのです。
しかし先日、知り合いから「実名公開なんてよくそんな危険なことをするね」と指摘されました。意味がよくわからなかったんですが、危険なことってありますかね??よほど不用意な発言や社会から逸脱したことを発信しなければ、何も起こらないように思うのですが。いわれない誹謗中傷を受けたとしても、IPアドレスで特定してしかるべき処置を取ればいいのではないかと。
実名でガンガンに発信している永江さんは、実名公開のデメリットを何か感じますか。