中国が「カタルーニャ独立」問題にいち早く反対表明したワケ

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未だ解決の糸口が見えないスペインのカタルーニャ独立問題ですが、早々にスペイン政府への支持を表明したのが中国。その理由を台湾出身の評論家・黄文雄さんは、「自国のチベット、ウイグル独立運動、そして台湾独立を牽制するため」と断言しています。さらに黄さんは自身のメルマガで、「すべての国にとって国家の結束がもっとも重要」と主張する中国が沖縄と日本との分断工作を仕掛けているとの驚くべき「公安の指摘」を記しています。

※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2017年12月26日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう)
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

【中国】カタルーニャ独立阻止を支持しながら沖縄独立を煽る中国の卑劣

スペイン、台湾籍振り込め詐欺犯を中国本土に送還、台湾当局の抗議を無視

スペインで振り込め詐欺を行っていた中国人と台湾人269人が逮捕され、有罪判決を受けた121人の台湾人が台湾当局の抗議にもかかわらず中国本土に送還されることが決定しました。

台湾側が問題視したのは、もちろん犯罪行為の有無についてではなく、台湾人の犯罪者を中国に送るという決定についてです。台湾人の犯罪者は台湾に送還されるべきであり、それを中国に送るということは、台湾の主権を無視した決定にほかならないからです。

中国側は、このスペインの決定を歓迎すると述べました。外交部の華春瑩報道官は12月18日、北京で行われた定例記者会見で、「中国とスペインが犯罪人引き渡し条約に基づいて行った協力の重要な成果である。スペインが『一つの中国という原則を順守し、台湾籍の容疑者を中国に引き渡すことを高く評価する」と述べました。

外務省、スペインの台湾籍容疑者の送還を歓迎

スペインといえば、カタルーニャの独立問題で大揺れですが、中国は独立阻止に動くスペイン当局を支持しています。今年の10月30日、華春瑩報道官は「スペイン政府が国家統一を維持し、民族団結と領土の保全に努力することを理解し支持する」という声明を出しています。

カタルーニャ独立は「少数民族による国家分裂」、阻止するスペイン政府を「支持」―中国政府

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