3月は約800社と優待権利銘柄が集中していますが、その中でも10万円以下で買える私のお気に入り3銘柄をご紹介します。(トコタン)
投資歴20年。長年の経験から、優待とキャピタルゲイン(値上がり益)を得ながら資産を形成した優待投資家。運用ブログ『とことこトコタンの株主優待ブログ』
3月のおすすめ優待銘柄 その1:シード<7743>
シードは、1951年に日本で初めてコンタクトレンズの研究を開始、現在はコンタクトレンズ事業にとどまらず、コンタクトレンズケア事業、眼鏡事業を展開。『Made in Nippon』の品質力・安全性の高さを訴求し、海外市場での業容拡大にも積極的に取り組んでいる企業です。
こちらの株主優待は、保有株数に応じて選択肢の中から希望のものを1つ贈呈という内容です。
《優待銘柄情報》 |
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シード<7743> 最低単元購入価格:6万9,600円(※3月22日終値) 権利付き最終日:3月末 |
《優待内容》 |
A・B・Cコースのいずれかを選択
Aコース:株主ご優待券(全国の対象施設にてご利用いただけます。) Bコース:自社ケア用品セット Cコース:地方名産品や寄付などの選択 |
こちらの株主優待は3月末権利の年1回、株主優待が頂けますが、3つのコースから優待品が選択できます。
中でもおススメなのが、Bコースの自社ケア用品セットです。こちらはコンタクトレンズを使用している方には嬉しい内容となっており、ケア用品など10,000円相当がいただけるのです。
約8万円という投資額で10,000円相当というだけで優待利回りはかなり高いのでお得ですね。
コンタクトレンズを使用していなくても、優待利回りは劣りますが、眼鏡やコンタクトレンズの割引や地方名産品などのコースも選択できますのでいいですね。
Next: 第2位はサラリーマンに人気のあの銘柄!
3月のおすすめ優待銘柄 その2:はるやまホールディングス<7416>
はるやまホールディングスは、スーツ専門店「はるやま」を中心に「P.S.FA」「大きいサイズの店フォーエル」等で衣料品販売事業を全国展開するはるやまグループ。近年は「健康」をテーマにした機能性商品やレデイスアイテムで市場を開拓しています。
こちらの株主優待は3月末権利の年1回、保有株数に応じて株主優待が頂けます。
《優待銘柄情報》 |
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はるやまホールディングス<7416> 最低単元購入価格:7万2,200円(※3月22日終値) 権利付き最終日:3月末 |
《優待内容》 |
(1)15%割引券 (2)ネクタイまたはワイシャツ・ブラウス贈呈券 100株以上 (1)2枚 (2)1枚 500株以上 (1)4枚 (2)1枚 1,000株以上 (1)6枚 (2)1枚 3,000株以上 (1)10枚 (2)1枚 |
こちらの株主優待は、自社店舗で使える割引券とネクタイまたはワイシャツ・ブラウスの贈呈券が頂けるのですが、サラリーマンには嬉しいものとなっています。
贈呈券は1品に対して、税抜き6,000円までの商品なら無料で、6,000円を超える商品の場合はその差額を支払うことで使えるものとなっております。私は毎回ワイシャツをいただいていますが品質もよく、サラリーマンには必須アイテムなので嬉しい優待品です。
Next: コロナ2年目、自宅で楽しめる優待品がうれしいあの銘柄が第1位に!
3月のおすすめ優待銘柄 その3:サン・ライフホールディング<7040>
サン・ライフホールディングは、神奈川県や都下地盤の冠婚葬祭大手の持株会社で、葬儀を柱に婚礼・ホテルや介護も手がけています。
こちらの株主優待は、保有株数に応じて自社施設の利用優待券などが頂けます。
《優待銘柄情報》 |
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サン・ライフホールディング<7040> 最低単元購入価格:8万2,900円(※3月22日終値) 権利付き最終日:3月末 |
《優待内容》 |
①サン・ライフグループ施設ご利用券(1,000円券) ②ホテル宿泊(50%引き)と飲食(10%引き)ご優待券 ③介護・福祉用品ご優待券(購入金額の10%引き) ④自分史編纂ご優待券(10%引き) ⑤サン・ライフオリジナル「スパークリングワイン」 ⑥株主様への割引特典 婚礼:衣裳(15%引き)、料理・飲物(5%引き) 葬儀:斎場使用料・祭壇(20%引) 100株以上 ①3枚+②1枚+③1枚+④1枚+⑥ |
こちらの優待品の中に、サン・ライフオリジナル「スパークリングワイン」がありますが、金箔入りのスパークリングワインをいただけました。コロナ禍でなかなか大人数が集まっての宴会や会食などはできませんが、自宅でちょっとリッチな気分を味わうことができます。
こういう時期だからこそ、自宅で楽しめる優待品のありがたみをこれまで以上に感じられて優待品の考え方も見直しするいい機会なのかもしれませんね。
以上が3月権利銘柄の優待で、10万円以下で買えるおススメの3銘柄をご紹介させて頂きました。
私が銘柄を選ぶ基準のひとつとして、純粋にいただける株主優待に「お得感があるか」「魅力的であるか」であり、必ずしも企業業績を考慮している訳ではありません。投資をされる際の判断は自己責任にてお願いいたします。
本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2021年3月22日)
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による