始まったばかり全国旅行支援クーポンに対して、ワクチン義務化に反対していると思われる人が「旅行割は不平等だ」とする意見をSNSで目にして苦笑してしまいました。旅行割は国民の権利ではありません。ワクチンを打ってくれた人への返礼なのです。
（『海外移住から帰国した50歳男子の北海道くらし日記』栗原将）
全国旅行支援で泊まってきました
始まったばかりの全国旅行支援クーポンを使って、ホテルに泊まってきました。
自宅から車で15分程度の旭川駅近くのホテルにしたのですが、元々の値段が7千円程度のところ、40％引きの4,320円の支払いとなり、さらに、3,000円のクーポン（買い物券）がもらえるので、実質、1,320円で宿泊できた、ということです。
温泉大浴場と美味しい朝食も付いて、さらに最新型のベッドで寝心地も良く、すっかり気に入ってしまい、追加で2泊予約を入れてしまったくらいです。
予約は大至急で
とにかく、予約は大至急、がおすすめ
私が予約しているサイトは、じゃらん、ですが、大体のホテルのキャンセルルールは、前日まではキャンセル料不要となっています。
となると、とりあえず、キャンセル前提で、予約を取れるだけ取ろうとする人もいると思われます。
実際、すでに、予算上限に達して受付停止した自治体が続出しており、早い者勝ち、といった様相です。
ですから、お得に旅行、宿泊したい人は大至急予約するのをおすすめします。
必要なもの→ワクチン接種証明書と身分証明書
私の場合は、ワクチン証明書は原本は自宅に忘れていたのですが、携帯電話に写真を保存しており、それを見せたらオッケーでした。
コピーを取られたりはしませんでしたが、自治体や宿泊施設によって運用ルールが異なる可能性もありますから、極力、原本（紙かアプリ）を持参した方が安全とは思います。
Next: 「ワクチンは任意なのに旅行割は使えないのはおかしい」と考える人の思考
ワクチンは任意なのに旅行割は使えない
なお、これは余談になりますが、SNSで見掛けた投稿に「ワクチンは任意なのに、旅行割使えないのは、おかしい」というものがあったのですが、正直、苦笑すると共に、興味深かったです。
おそらく、この人の思考は、
「旅行割を使うにはワクチン強制だ」
ということなのでしょうが、そもそも、旅行割は優待みたいなものです。
全国民、居住者の権利ではありません。
そして、優待というのは、実施する主体（大体は会社）の都合で決めるものであり、多くは普段利用していることへのお礼、リターン的なものです。
今回は、国の政策であるワクチン接種に協力したら、その結果として、旅行割という特典の権利が得られた訳ですが、これが不平等みたいに考える人もいるんだなと興味深く感じた次第です。
『海外移住から帰国した50歳男子の北海道くらし日記』（2022年10月17日号）より
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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9年間のタイ、フィリピンでの海外移住生活から帰国し、北海道暮らしをはじめた50歳男子が、久々の日本生活から感じることや、海外生活のメリット・デメリット、そして、地方暮らしの実際について独自目線で語っていきます。