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なぜ貯金ができない? バフェットの「貧乏時代」に隠された貯蓄のコツ(後編)=俣野成敏

今回は「手残りを多く残す方法=貯蓄」についての後編をお送りします。前回は、ピケティの研究などを引用しながら「なぜサラリーマンの給料が上がらないのか?」ということや、「なぜ貯蓄が必要なのか?」という、理論的な部分についてお話しました。

本稿では事例を見ながら、「お金を貯められる人とそうでない人の違い」について明らかにしたいと思います。(俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編

プロフィール:俣野成敏(またのなるとし)
30歳の時に遭遇したリストラと同時に公募された社内ベンチャー制度で一念発起。年商14億円の企業に育てる。33歳で東証一部上場グループ約130社の現役最年少の役員に抜擢され、さらには40歳で本社召還、史上最年少の上級顧問に就任する。2012年の独立後は、フランチャイズ2業態6店舗のビジネスオーナーや投資活動の傍ら、マネープランの実現にコミットしたマネースクールを共催。自らの経験を書にした『プロフェッショナルサラリーマン』及び『一流の人はなぜそこまで、◯◯にこだわるのか?』のシリーズが、それぞれ12万部を超えるベストセラーとなる。近著では、『トップ1%の人だけが知っている』(日本経済新聞出版社)のシリーズが10万部超えに。著作累計は44万部。ビジネス誌の掲載実績多数。『MONEY VOICE』『リクナビNEXTジャーナル』等のオンラインメディアにも数多く寄稿。『まぐまぐ大賞(MONEY VOICE賞)』を3年連続で受賞している。

※本記事は有料メルマガ『俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編』2018年4月1日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

マイルールがないと絶対にムリ? 家計の見直しポイント5つを解説

人は「自分のためにならないこと」ばかり選んでいる

一般に、「人は自分の利益を優先する」と言われていますが、それは必ずしも真実ではありません。人が本当に「いつも自分のためになることを選択している」というのであれば、貯蓄やダイエットも難なくできなければおかしいのではないでしょうか。

実際は、多くの場面で「これをすれば自分のためになる」とわかっていながら、人はそれをやろうとはしないものです。それは「自分はだらしのない人間だから」とか「貯蓄もできないダメ人間だ」ということではありません。もともと、人間とはそういうものです。老後破産と言われようが、下流老人に恐怖を感じようが、心の中では「まさか自分がそうなったりはしないだろう」と思っています。

今の生活を変えたくないのが人間です。けれど、そんな人間でも変わることがあります。それはどういう時かと言うと「困った時」です。

私の知り合いの経営者は、もとは優秀なセールスマンでした。がむしゃらにやって社内の最高記録を度々塗り替えるほどの成績を残しましたが、サラリーマンに馴染めずに起業します。その抜群の営業センスによって、家族経営でも売上は年に1億5000万円ほど上がっていました。ところが初年度にお願いした税理士とケンカ別れとなり、以来、会社の決算も行わずに放ったらかしていました。ご本人曰く「当時はぬるま湯に浸かった経営をしていた」そうです。

設立6年目を迎えたある日、いきなり国税庁の職員がやってきます。職員に言われるままに紹介された税理士に計算してもらったところ、滞納していた税金に延滞金が付いて、何と3000万円もの税金を支払うように言われました。知り合いがいつものようにケンカ腰で臨むと、職員から「税金を払うか会社を畳むか」の選択を迫られました。

知り合いは成り行きで起業しただけで、独立に思い入れもありませんでした。なのに今、会社を守ろうとしている自分を発見しました。数名いた社員の中には、結婚して子供ができた者もいました。知り合いは銀行を訪ねますが、税金を払っていない会社にお金を貸す所はありません。それでも探し続けて、ついにある信用金庫の副支店長の計らいで、お金を借りることができました。おかげで危機を乗り越えることができ、今では創立20年を超えています。

この事例は少々極端な例だったかもしれませんが、逆に言えばこれくらいのことが起きない限り、人は自ら変わろうとはしないのです。

Next: 億万長者は一夜にして成らず。あのバフェットもサラリーマンだった



1. 真の億万長者は一夜では生まれない

多くの人が成功者のマネをしようとしてもできないのはなぜなのでしょう? まず、最初に「お金持ちがお金持ちになるまで」をご覧いただきましょう。彼らの成功までの過程を見ることによって、見えてくるものがあります。

【”投資の神様”もスタートはサラリーマンだった】

まず、最初の事例は「オマハの賢人」ことウォーレン・バフェット氏です。バフェット氏は世界大恐慌が発生した翌年の1930年、アメリカ・ネブラスカ州のオマハに生まれました。証券会社のセールスマンだった父は、不況の煽りを受けて失業。その後、友人とともに自分で証券会社を立ち上げますが、一時はかなり困窮したようです。バフェット氏が倹約を旨とするようになったのも、幼少期にお金のない辛さを身を持って経験したからかもしれません。

バフェット氏は6歳からビジネスを始めます。祖父が経営していた食料品店で1箱6本入りのコカ・コーラを25セントで仕入れ、それを近所で1本5セントでバラ売りしました。氏は6歳で銀行口座を開設、貯蓄を始めます。他にも球場でポップコーンを販売したり、拾ったゴルフボールを売ったりしながら小銭を貯め続けました

証券会社を経営する父の影響により、氏も10歳の頃から株式相場に興味を示すようになります。11歳で初めての株式投資を行い、利益も出しました。さらに新聞配達も始め、1人で複数の新聞や雑誌を掛け持ち。他にも、競馬場で潜りの勝ち馬予想紙を販売したり、友だちと一緒に理髪店にゲーム機を貸し出すなど、遊びとビジネスが混在する少年時代を過ごしました。

氏は学生時代に経済や投資に関する本を片っ端から読み漁ります。その中には後に投資の師となるベンジャミン・グレアム氏の著作も含まれていました。20歳で自己資金1万ドルを元手に本格的な投資を開始5年後には14万ドルに増やしました。今の金額で1億円にもなる金額を、25歳で手にしたのです。

こうして見てみると、確かにバフェット氏の才能は早くから表れていた、と言えるでしょう。しかし同時に、新聞配達や球場の売り子など、誰でもできる仕事もやっています。氏が「幼少期の頃からアルバイトを何社も掛け持ちして元手をつくった」こと、「投資に関して徹底的に勉強することによって他を圧倒する存在となった」ことなど、「オマハの賢人は1日にしてならず」ということがよくわかるのではないでしょうか。

Next: 普通の生活では絶対にお金は貯まらない。誰でもできる貯蓄法とは?



【普通の生活をしていては、絶対にお金は貯まらない】

次にご紹介するのは、日本の著名な投資家・本多静六(ほんだせいろく)氏です。本多氏は明治から昭和初期の激動期に活躍した林学博士でした。父を早くに亡くし、極貧の中で苦学をして東大に入りますが、入りたての頃は、試験に落第して自殺未遂をしたこともあったそうです。一転して必死に勉強するとメキメキ成績が上がり、ついには東大教授になりました。

本多氏は「月給とは自分の勤務に対して払われるものであり、働けなくなれば1文も支給されなくなる」ことに危機意識を感じます。そこで25歳の時から本多式「四分の一天引き貯金法」を実践。積み立てたお金を投資して、40歳の頃には投資による利息が月給を超えるようになります。ついには巨万の富を得ますが、定年と同時に全財産を寄付。悠々自適の人生を送りました。

本多氏の「四分の一天引き貯金法」というのは、毎月、給料が入ってきた時点で、まずは有無を言わさずそこから四分の一の金額を抜き取って貯金し、残りの四分の三の金額で生活する、というものです。要はただの定期積立にすぎません。一家は、特に積立を始めた当初は生活が苦しかったらしく、給料日前になると子供に「今夜のおかずもまた胡麻塩なの?」と涙声で言われるのが苦痛だった、と書籍に記しています。

苦しい苦しいで普通の生活を続けて、それでもいくらか残ったら…と望みをかけていては、余裕の出てこようはずはない。貧乏脱出にそんな手ぬるいことではとうてい駄目である。…もちろん、大いなる決心と勇気が必要である。(中略)

今の苦しさは、苦しいのを逃れるための苦しさだから、しばらく我慢してくれと家内のものを説いたのである。

出典:本多静六『私の財産告白』

本多氏は当時のお金で毎月14円50銭の天引きを行い、これが後に数百円(現在の価値で数千万円)という資産を生むことになりました。

私たちにもできる、億万長者ふたりの共通点

ご紹介した2人の著名な投資家には、いくつかの共通点が見られます。

これらのほとんどは、私たちにもできることです。

確かに、彼らと同等になるのは至難の技でしょう。けれど「豊かな人生を送るだけの資産を築きたい」ということであれば、今からでもできます。

お金に振り回されない人生を歩むために、たった今からお金と人生をコントロールすることは、十分に可能なのです。

Next: 目的がないと成功しない。貯蓄への第一歩を踏み出すためには?



2. このままでいけば、どのような未来が待っているのか?

人は、目的のない状態で何かを始めても続けられません。多くの人は「貯金する」「お金持ちになる」ことが目的だと思っていますが、それは真の目的ではありません。その願望の裏にこそ、隠された本当の目的があります。

【マイルールがない人はお金を貯められないのか?】

今、生活に困っていない状態で「生活に困っている様子を想像してください」とか「定年を迎えて体が動かなくなっている自分を考えてみてください」と言っても、難しいのは当然です。

一方で、私たちが老後を迎える頃には年金の支給開始時期が大幅に遅らされ、国は財源分のために増税し続けるしかない現実も見えています。ですから、いかに「今はまだ具現化していない恐怖を身近に感じて行動に移せるか?」が大事なのです。

世間によくある「これさえやれば、あなたもお金を貯められる」というのは、通常はマネープラン(予算組み)のことを言っています。収入に対して使い道を決め、それをマイルールに組み込みます。その一例が、先ほどご紹介した本多式「四分の一天引き貯金法」です。貯めるのが上手い人は、自分の目的にかなったマイルールをつくり、それを習慣化できている、ということです。

ですから本来は、お金を貯めるのに上手いも下手もありません。結局は「それを本当にやりたいのかどうか?」というだけの話です。自分にとって優先順位が高ければやるし、低ければやらないだけ。そう、人は自分で選んでいるのです。

ここまでお読みになった方の中には、こう思った人もいるでしょう。「絶対にマイルールがないとお金は残せないのか?」と。実際、マイルールなしでもお金が貯まる方法は2つあります。1つは「稼ぎが莫大で使いきれない場合」と、もう1つは「物理的に使う時間がない場合」です。これなら確かに、面倒なお金の管理は必要ないかもしれません。けれどその状態が永遠に続くわけではないでしょう。

これには落とし穴があって、世の中に出回っている多くのマネープランが、退職後は支出が減る計算になっています。しかし、老後の余った時間を埋めるにはお金がかかります。仕事を辞めてしまうと、たいていの人は暇に任せて散財を始めます。さらに医療費や子供の自立費用など、年を取ってからのほうがお金がかかるのが一般的です。

もし、あなたが「お金を手元にたくさん残したい」と思ったら、基本的には「稼ぐ」か「運用する」しかありません。いずれにせよ「今、現実に向き合うか?」それとも「将来に先送りするのか?」のどちらかを選択する必要があります。

もちろん「苦労を先送りして、今を楽しむ」のも立派な選択肢です。「それが正しいかどうか」という話ではなく、ものごとは必ずトレードオフの関係になっている、ということを、どうかご理解いただきたいと思います。

Next: 貯蓄を成功させる具体策~家計を見直す5ステップ



【家計を見直すための5ステップ】

続いて、具体的に現状を見直す方法をお伝えしておくことにしましょう。

<(1)マネーレコーディング(家計簿)を行う>

最初に家計簿を付けます。目的は現状把握のためです。現状、何にいくら使っているのかがわからないと、改善のしようがありません。まずは3ヶ月を目標に続けてみましょう。慣れないうちは大変かもしれませんが、今は便利な家計簿アプリもたくさん出ていますから、そうしたツールを積極的に利用すると作業の負担が減ります(詳しくは当メルマガのバックナンバーVol.41を参照)。

<(2)予算の指標と現状の数値を比べる>

次に、それぞれの支出の平均を算出し「収入に対する理想的な支出の割合」と比べてみます。ここに挙げているものでなくても、ご自身で調べたものでも構いませんが、その際はパーセンテージで比較するようにしましょう。

《収入に対する理想的な支出の割合(一例)》
食費:15~20%
住居費:25%(引越し代含む)
水道・光熱費:5%
通信費:3%未満
保険料:1~3%
車両費:5%
教育費:10%(自己投資含む)
趣味娯楽費:15~20%(交際費含む)
貯蓄:20~30%(貯蓄性の投資含む)

<(3)自分の中の優先順位を見直す>

臨時の出費は別にして「自分はどこにどれくらいお金を使っているのか?」を把握します。平均に対して自分の支出のほうが突出して高いところは、自分がこだわりを持って使っている証拠と言っていいでしょう。自分のお金の使い方の傾向をつかみ、配分を見直します。

ポイントは「お金の使い方と自分の中の優先順位が合致しているか?」を確認することです。予算には限りがありますから、ここで「何を優先して、その分、何を抑えるのか?」を決めます。

<(4)はみ出ているものが「置き換え可能かどうか?」を考える>

マネーレコーディングをした結果、仮に「賃貸が高い」「車輌維持費がかかる」などと判明しても、自分の中の優先順位が高かった場合、そこを削ってしまうと生活の満足度が下がってしまう可能性があります。そういう場合に検討すべきなのが“置き換え”です。

たとえば車が好きな人であれば、自分で所有するのではなく「休みの日だけ好きな車を借りる」か、または所有して「使わない時は貸し出しできないか?」を検討します。当マネースクールの受講生の方で、独身男性が4LDKの家をローンで購入し、3部屋を知人に貸して支払いをそれでペイしている人もいます。

<(5)マネープランを作成(見直し)しマイルール化する>

毎月の支出がわかり、これまでの収入の伸び具合がわかっていれば、だいたいの生涯収入に対して、どれくらいの老後資金が準備できそうかが判明します。これらの数字をもとにマネープランを作成し、必要額に対して足りない分をどうやって捻出していくかを検討します。ここはやはり、プロの力を借りることをオススメいたします。

マネープランを作成したら、それを実現するためのマイルールを考えます。マイルールは、四分の一貯金法や給料日に別口座に移す方法、日々の予算を1日ずつ封筒に入れ、必要経費はそこから使う方法など、いくつかあります。とはいえ、基本は決めたことを実行するだけですから、至ってシンプルです(詳しくは当メルマガのバックナンバーVol.79, 80を参照)。

【関連】2018年はお金が貯まる!敏腕FPが教える「すごい貯金」と人生を変える習慣=俣野成敏

何より大切なのは、「とにかく前に進む」ことです。人は理解しようとするあまりに、そこで立ち止まって考えてしまうことがよくあります。けれど、早く目標に到達するには「わからなくても、できることから始める」ことです。

Next: 貯蓄への道は千差万別。自分にあったマネープランが必要になる



3.「貯蓄への道」を平坦にするには

次に、私が金融の専門家と共同運営しているマネースクールに、実際に相談に訪れた事例を挙げます。ご覧のように、完璧にできている人など1人もいません。紆余曲折しながら、それぞれが自分の進むべき道を模索しているところです。これらの事例が、あなたのマネープランの参考になれば幸いです。

【Aさんの事例:確かに、貯蓄はできているけれど…】

【Bさんの事例:自分への良いプレッシャーを味方にする】

【Cさんの事例:家族の協力を得るには、相手の大事なものを尊重すること】

image by:Krista Kennell / Shutterstock.com

【関連】いくらで人生逃げ切れる?超少子高齢化社会の「ハッピーリタイヤ」入門=俣野成敏


※本記事は有料メルマガ『俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編』2018年4月1日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

【Vol.91】『貯蓄上手になる方法(2)』(4/1)目次

〔1〕イントロ:
実は人は「自分のためにならないこと」ばかり選んでいる

〔2〕本文:
「貯蓄上手になって小金持ちになる方法」(下)
~今は稼ぎ上手よりも貯蓄上手?~

1 真の億万長者は一夜では生まれない
 ◎”投資の神様”もスタートはサラリーマンだった
 ◎「普通の生活をしていては、絶対にお金は貯まらない」

2 「このままでいけば、どのような未来が待っているのか?」
 ◎マイルールがない人はお金を貯められないのか?
 ◎家計を見直すための5ステップ

3. 「貯蓄への道」を平坦にするには
 ◎Aさんの事例:確かに、貯蓄はできているけれど…
 ◎Bさんの事例:自分への良いプレッシャーを味方にする
 ◎Cさんの事例:家族の協力を得るには、相手の大事なものを尊重すること

〔3〕次回予告(予定):
「一攫千金で、ゴールまで逃げ切る方法」
~凄腕FPがバーチャル世界を一刀両断!~

〔4〕編集後記:
当マネースクールは進化し続けます!

〔5〕今後の特集スケジュール:
2018年4月予定

次回予告

次回は「凄腕FPの家計診断」特集をお送りします!

最近、当マネースクールにも、多くの一般人仮想通貨長者が訪れています。「仮想通貨で膨れ上がった資産を何とか守りたい」「この資産を老後まで引き延ばせるか?」といった相談が絶えません。

・1億円あれば人生は楽勝?
・このままリタイヤしたらどうなるか?
・にわかに増えた資産を守るには?
・世間の間違った思い込みとは

プロによる家計簿診断の技を大公開! 次回の特集も、どうぞお楽しみに!

今後の特集スケジュール

2018年4月予定
第2回:(Vol.93) FPによる老後の安心安全家計診断(4月11日配信)
第3回:(Vol.94)未定(4月21日配信)

<こちらも必読! 月単位で購入できるバックナンバー>

4月分すべて無料の定期購読手続きを完了後、各月バックナンバーをお求めください。

【Vol.91】『貯蓄上手になる方法(1)』(3/21)目次
イントロ:今後も経済の大逆転は起こらない
「貯蓄上手になって小金持ちになる方法」(上)~今は稼ぎ上手よりも貯蓄上手?~
1. なぜ、あなたは貯蓄ができないのか?
 ◎サラリーマンの給料が上がらない真の理由
 ◎広がり続ける格差の中で、自分自身の身を守る方法
2. お金が貯められないのは、稼ぎが少ないからじゃない
 ◎貯蓄をするのに、モチベーションは不要
 ◎続けられる貯蓄法とは?
3. 今は誰でもお金持ちになれる時代
編集後記:「今、海外銀行口座を持つべき人」とはどんな人?

【Vol.90】『自分メディアのつくり方(2)』(3/11)目次
イントロ:「続けられない」はどうしたら克服できる?
「自分メディア」をつくれば独立も夢じゃない!《実践編》~自分の話を聞いてくれる人を増やす方法~
1. 世間のマーケティングに対する間違った思い込み
 ◎自分メディアをつくる段階で、なぜ売り物はなくてもいいのか?
 ◎「メディアで売ろう」と思わない
2. 読者に読んでもらうためのテクニック
 ◎自分メディアを通じて読者との関係性を築く方法
 ◎自分メディアを始める初心者に必要な3原則
3. 自分メディアをお金に結びつける3ステップ
編集後記:「リクルートスーツで一斉行動」は日本の文化?

【Vol.89】『自分メディアのつくり方(1)』(3/1)目次
イントロ:「副業をしたいけれど、何をしたらいいのかわからない」のはなぜ?
「自分メディア」をつくれば独立も夢じゃない!《基礎編》~自分の話を聞いてくれる人を増やす方法~
1. 成功するビジネスを築くために知っておくべきこと
 ◎なぜ今、”自分メディア”なのか?
 ◎ビジネスが失敗する3つの要因とは
2. 自分メディアをつくるための準備をする
 ◎成功するビジネスを築くための2WCH理論
 ◎自分と向き合い、ペルソナを決める
3. 事業を興すとは「顧客を創造する」こと
編集後記:只今、全国行脚の真っ最中!

【Vol.88】『仮想通貨書籍出版記念(3)』(2/21)目次
イントロ:自分たちが通貨発行権を持つことの意味
『トップ1%の人だけが知っている「仮想通貨の真実」』出版記念号(3)~仮想通貨を待つ未来とは~
1. 仮想通貨を持つことによって浮上する問題
 ◎避けては通れない保管・管理の問題
 ◎「激しい価格の上下」にはどう対応すればいいか?
2. 仮想通貨にまつわるQ&A
 ◎Q1、仮想通貨は今後、上がるのか下がるのか?
 ◎Q2、今後、仮想通貨が統合することはあり得るのか?
 ◎Q3、仮想通貨の枚数は足りるのか?
3. 仮想通貨が身近にある未来
ニュースのビジネス的着眼点:再び、年金の支給開始年齢が後ろ倒しになる前兆か?
編集後記:ミットネス渋谷店をオープンします!

【Vol.87】『仮想通貨書籍出版記念(2)』目次(2/11)
イントロ:「手軽さと引き換え」に失ったもの
『トップ1%の人だけが知っている「仮想通貨の真実」』出版記念号(2)~仮想通貨を取り巻く課題~
1. ハードフォークとは何なのか?
 ◎ハードフォークによって生まれたコインの正体
 ◎“ハードフォークコイン”に潜む危険性
2. 金融とは「現代の錬金術」なのか?
 ◎ビットコインの価値の源泉
 ◎“金融”が成り立っている仕組み
3. 我々は税金とどのように向き合うべきか?
今週のQ&Aコーナー:「効果的なビジネス書の読み方」ってあるのでしょうか?
編集後記:書店トークライブやります!

【Vol.86】『仮想通貨書籍出版記念(1)』目次(2/1)
イントロ:「仮想通貨」は日本を目指す?!
『トップ1%の人だけが知っている「仮想通貨の真実」』出版記念号(1)~2018年は仮想通貨にとってどんな意味があるのか?~
1. 電子通貨の登場
 ◎電子に価値を持たせる方法
 ◎長年の懸案事項だった「電子通貨の実現」
2. 仮想通貨をめぐる国家の動き
 ◎仮想通貨は、なぜ値上がりしているのか?
 ◎仮想通貨の未来と税金をめぐる問題
3. 考えられる「2018年に仮想通貨業界に起こると予測される動き」
ニュースのビジネス的着眼点:これは結局のところ、徳?損?
編集後記:「300万円の広告スペース」ってどれくらいの大きさ?

【Vol.85】『激動の2018年を大予測!』目次(1/21)
イントロ:ついに実現した税制改革
「激動の2018年を大予測!」~今年の世界経済・投資環境・日本はどうなる?~
1. 2018年の世界はどうなるのか?
 ◎アメリカの好景気は、いつまで続くのか?
 ◎世界のパワーバランスが変わる時
2. 今年のヨーロッパは好調を維持できるのか?
 ◎イギリスのEU離脱の影響は?
 ◎ヨーロッパが抱える不安要因
3. 2018年は世界が変わるターニングポイントとなるか?
 ◎依然としてくすぶり続ける中国のシャドーバンキング問題
 ◎2018年の日本の注目ポイントとは
 ◎世界はますますつながり、影響し合う

【Vol.84】『ハワイ不動産』目次(1/11)
イントロ:ハワイの不動産投資は、危険がいっぱい?!
「私にも、ハワイの不動産が買えるかも?!」~世界の投資環境とハワイ・夢の不動産投資の実態~
1. 「憧れの地・ハワイ」の実像
 ◎ハワイがサブプライムでも値崩れしなかった理由とは?
 ◎世間で言われている「ハワイに投資する利点」は本当にメリットなのか?
2. “地に足のついた”投資を行うために
 ◎「プロの目線」の先にあるもの
 ◎一般投資家が採るべき戦略とは
3. 良い業者は、良い顧客を求める
今週の宿題:「実需」に基づいた物件を探してみよう
今週のQ&Aコーナー:知人の購入した商品は、ブラック案件なのでしょうか?
編集後記:発売前ながら、売れ行きが好調です!

【Vol.83】『2017年特集・総復習号!』目次(1/4)
イントロ:2017年はどんな年だったのか?
「2017年特集・総復習号!」~2018年を迎えるに当たって、2017年を振り返る~
編集後記:「仮想通貨について知りたければこの1冊!」を目指しました。

【号外】『2017年は、仮想通貨に始まり仮想通貨で終わる?!』(12/31)

【Vol.82】『ブラック案件・ホワイト案件《後編》』目次(12/21)
イントロ:「投資の神様」バフェット氏成功の要因とは?
「投資のブラック案件・ホワイト案件」《後編》~ブラック案件・ホワイト案件事例集~
1. あなたはブラック案件をつかんでいないか?
 ◎ブラック案件・ホワイト案件をつかむ人の特徴
 ◎「我慢すべきか?」「損切りすべきか?」はどうやって見分けるのか?
2. ブラック案件・ホワイト案件事例集
 ◎ブラック案件1:リミットインベステージ
 ◎ブラック案件2:クローバーコイン
 ◎ホワイト案件1:グレート・イースタン 生命保険
 ◎ホワイト案件2:アメリカ投資信託 プレミアトラスト
3. 「投資家は語る」
今週の宿題:ブラック案件か?ホワイト案件か?を見極めてみよう
編集後記:2017年は、あなたにとって良い年でしたか?

【Vol.81】『ブラック案件・ホワイト案件《前編》』目次(12/11)
イントロ:「ソーシャルレンディングは儲かる」は本当か?
「投資のブラック案件・ホワイト案件」《前編》~なぜ、人によって引寄せる案件が違うのか?~
1. ブラック案件、ホワイト案件とは何か?
 ◎リスクには「2種類ある」
 ◎ブラック案件を引き寄せてしまう要因とは
2. 「ホワイト案件をつかめない」原因を探る
 ◎どうして熱心に勉強してもホワイト案件をつかめないのか?
 ◎ホワイト案件をつかめるようになるには?
3. 失敗は飛躍するための“チャンス”
今週の宿題:「自分は投資をすべきなのかどうか?」と考えてみよう
ニュースのビジネス的着眼点:迫りくる増税ラッシュに打つ手はあるのか?
編集後記:ワイキキビーチでも、仕事してます!

【Vol.80】『マネープラン《実践編》』目次(12/1)
イントロ:幸運とは「待つものではなく、自らつかみにいくもの」
「敏腕FPが教えるマネープランの基本と実践」《実践編》~事例を参考に、お金との向き合い方を考える~
1. お金が貯まらない真の要因とは
 ◎“できない”人をマネすれば、当然“自分もできない”
 ◎「お金が貯まらない人」の特徴
2. マネープランの実例を見てみよう
 ◎事例1:老後資金を貯めるはずが…
 ◎事例2:不明金の8万円はどこへ消えたのか?
3. 自分の優先順位をどこに置くか?
今週の宿題:マネープランを自分の味方にしよう!
今週のQ&Aコーナー:「投資で人生を挽回する」って可能なの?
編集後記:暗号通貨への投資は「万馬券に通じるものがある?!」

【関連】「ゆとり新入社員」はどう育てる? おじさん達が理解すべき4つの特徴=午堂登紀雄

【関連】副業サラリーマンの税金対策。「節税と脱税の違い」を僕達はまだ知らない=俣野成敏

【関連】フィリピン妻は結婚できない中年男を幸せにするか? 奇跡の婚活、夢の果てに=鈴木傾城

俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編』(2018年4月1日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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