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ウォール街に投資家はもういない。彼らの関心は「最強のAI」開発だけ

世界は「人間不要の未来」へ向かって変化し続けています。すでに2010年の段階で株式・FX市場などトレードの70%がボットと人工知能によって行われています。(『カレイドスコープのメルマガ』)

※本記事は、『カレイドスコープのメルマガ』 2018年8月2日第264号の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会に今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

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開発力だけが相場を制す。生身のトレーダーはすでに絶滅危惧種に

「人間不要の世界」が訪れようとしている

市場は、やがて機械の手に委ねられ、人間から決定権を奪おうとする」…。

日常的に意識する・しないに関わらず、現実世界は、確かに「人間不要の未来」へ向かって変化し続けています。

サン・マイクロシステムズの共同創設者にして主任研究員でもあったビル・ジョイ(Bill Joy)が、2000年4月、ワイヤード・マガジン(Wired magazine)に寄稿した小論文に『なぜ未来は、われわれを必要としなくなるのか』があります。

これが思いのほか大きな反響を呼び、それまで情報技術の野放図な発展に、のほほんと構えていた人々を微睡(まどろみ)から覚ましました。

ビル・ジョイに、この「未来に対する警告書」とも受け取れる論文を書かせたのは、ある会議で講演を終えた後、ホテルのバーで一息入れているときに、偶然に居合わせたレイ・カーツウァイル(米国の発明家・実業家・未来学者で、人工知能研究の世界的権威)に声をかけられたことがきっかけとなったと書かれています。…いや、カーツウァイルのほうが、ビル・ジョイを待ち構えていたのでしょう。<中略>

いっぽう、オックスフォード大学やマサチューセッツ工科大学のように、同じく警告の形を取りながらも、明らかに人間を超越した存在をAI(人工知能)に求めている研究機関も多く存在しています。

これらの大学の研究機関やシンクタンクの名前に「Future」や「Futurism」、あるいは「Futurist」といった言葉が使われているとき、100%、電脳生物=超AIがもたらす新世界を目指している組織であると断定して間違いありません。

その「新世界」とは、「人間不要の世界」のことです。

トレーダーの関心は「AI開発」に移ってしまった

「市場が、超AIの助けを借りて人間から決定権を奪う」ケースとして、わたしたちは、株式市場仮想通貨市場労働市場にすでにその例を見ています。

それを示す衝撃的な出来事は2010年5月6日に起こりました。

この“記念すべき”不道徳で不名誉な日に、米国の株式市場は、約1兆ドルの崩壊を見たのです。

原因は、ある1人の英国人先物トレーダーが、超高速アルゴリズムを使ったHTF(ハイ・フリークエンシー・トレーディング)と呼ばれる高速取引で「フラッシュ・クラシュ」を仕掛けたことにあります。

この日が、“記念すべき”不道徳で不名誉な日というのは、こうした高速コンピュータを使ったグレーな取引が、今では見て見ぬふりをされることによって、半ば合法であるかのごとく、ウォール街のトレーダーの多くが麻薬に冒された病人のように常用するようになってしまったからです。

市場のトレーダーたちは、今までのように自分の経験とスキルによって成果報酬を得ようとするのではなく、1000分の1秒単位で、より的確で速い決断を下し、トレードを実行できる高速アルゴリズムの開発に関心が移っているのです。

Next: 日本企業も餌食に。経営陣の失言から1秒後には株が売られる…



経営陣の失言から1秒後には株が売られる…

これはウォール街に限った話ではなく、実は、日本の経団連加盟企業も高速アルゴリズムのターゲットになっているのです。

AIは、日本の大企業の経営幹部の発言を拾い集めており、彼らが一言でも株価を下げる不用意なコメントを発すれば、その瞬間に、その企業の株式が自動的に売られるのです。

機械に支配された市場は、もはや、こうした大企業の経営者に経営手腕を求めていません。いかにして、国際金融資本の忠実な下僕として滅私奉公に耐えるかどうかを問うのです。

つまり、より大きな資本で超AIトレーダーという名の電脳生物(経済のケダモノ)を開発できた者だけが、市場の覇者となるのです。

電脳生物がウォール街を食い荒らす

同じように、野放図で理念なきAIの開発に血道を上げている科学者に対して、多くの有識者が本気で警鐘を鳴らしているように、より巨大な資本で自律型AI戦闘員のエリートを開発できるかどうかを競う軍拡競争の新しいステージに入ろうとしています。

このまま歯止めが利かなければ、最終的には、どの市場も、機械同士が戦う無血戦争の様相を呈するようにでしょう。そして、結局のところ、それは資本と資本とのぶつかり合いによる不合理な消耗戦に陥っていくのです。

そして、その双方をコントロール下に置くことができるのは、「法」ではなく、唯一、法定通貨の発行権を独占する中央銀行システムというわけです。そこでの主役もまた、人間ではなく、人間以上の知能を持った冷酷なマシーンなのです。

大学や研究機関の「フューチャリスト」と呼ばれる専門家たちは、そこを目指しているのです。

「IQ160以上もあろうかというエリートのなんという愚行!」…誰もがそう思うでしょう。いえいえ、そうではないのです。彼らが目指しているのは、偽りの人類愛を手取り足取り説法する「至高の存在」による完全なる統治です。

本題に入る前に、まずは、卑近な例として、株式市場と労働市場が、いかにして機械に支配されているのか、その詳細に踏み込んでおきましょう。

Next: 犯人は禁固350年! AIが起こした最初のフラッシュ・クラッシュの真相



AIが起こした「最初のフラッシュ・クラッシュ」の真相

前述の「AIトレーダー」が起こした最初のフラッシュ・クラッシュに話を戻しましょう。それは、2010年5月6日午後2時45分に起こりました。

わずか15分で、ダウ・ジョーンズは9%下落し、そのままクロージングベルが鳴っていたとしたら、S&P500は、当時、最大の下げ幅を記録したとして値幅変動率ランキングのトップに躍り出ていたはずです。

瞬間的にS&P500の有名企業の時価総額は何十億ドルも失われ、一部の上場企業の株式などは、わずか1セントで取引されたのです。

さぞかし、不眠のウォール街のトレーダーたちによる阿鼻叫喚の地獄絵図が展開されると思いきや、その悪夢はたった10分程度しか続きませんでした。

フラッシュ・クラッシュの後、市場から流出した資金のほとんどが再び市場に戻って、大暴落した市場は一気に回復したのです。

その直後から、フラッシュ・クラッシュの原因を追究するさまざまな分析が行われました。大規模なインサイダー取引によるもの、メカニカルなトラブルによるもの…さまざまでした。

結局、真相の解明までには5年の月日が流れていったのです。

「なりすましアルゴリズム」で禁固350年へ

2015年になって、このフラッシュ・クラッシュは、ナビンダー・シン・サラオ(Navinder Singh Sarao)という30歳代のロンドン出身の先物トレーダーが「なりすましアルゴリズム」によって仕掛けた単独の犯行であることが判明したのです。

「なりすましアルゴリズム」…つまり、スプーフィング(spoofing)によって、実行する気がないにもかかわらず、大量の買いや売りを取引板に出して、価格を一定方向に誘導する手口

彼は、自宅寝室のパソコンでスプーフィングを行い、わずか数十秒で4000万ドルもの利益を上げたのです。

犯行の全貌が明らかになってから、彼は米国に送られて裁判を受けさせられました。裁判所が検察の要求をすべて受け入れれば、禁固380年という、彼が何度生まれ変わっても刑期をまっとうできないほど長い懲罰が科せられるとの憶測が流れていましたが、結果は、ほぼ満額回答で、380年より30年だけ短い禁固350年でした。

結局、サラオが不当に上げた利益の大部分は没収され、最後には保釈金の500万ドルも支払えない窮状に追い込まれてしまったのです。

Next: トレードの7割以上がボットと人工知能。もう人間は不要なのか?



トレードの7割以上がボットと人工知能によるもの

スプーフィング(spoofing)に使われるのは、主にボット(bot)と呼ばれる短期市場で機械的に売買を行う自動売買トレーダーです。

今日、ボットは株式市場だけに限定されておらず、FX市場や、仮想通貨市場でも広く普及しています。

今年1月に起きたビットコインの大暴落も、このボットによって引き起こされたのです。仮想通貨は、法的に金融商品として認められていないので、規制もゆるく、まさにボットトレーダーにとっては天国です。

わずかな刺激でもボラティリティが大きくなるのは、これらの金融市場を主に支配しているのが、自動売買トレーダーと高速アルゴリズムだからです。

サラオの犯行が行われた2010年の段階で、すでにトレードの70%が完全に自動化されていました。

主役はロボットなのに、人間アナリストの意見を聞く投資家たち

分かっている範囲内でも、1987年のブラックマンデーから、今年2月の大暴落まで、大規模なフラッシュ・クラッシュの主犯は、すべてボットによるものです。

現在、市場の中心的なプレーヤーは、ボットとAIトレーダーです。

にもかかわらず、証券会社のアナリストの出す株価予想に目を皿のようにしている投資家が大勢いるのですから、なんという悲劇なのでしょう。

(ボットが仕掛けるフラッシュ・クラッシュの手口については、メルマガ第243号パート1~パート3「株式市場、FX市場、暗号通貨市場は、すでにボット(bot)と人工知能(AI)に支配されている」にて詳細に解説しています。→購読する

【関連】ビットコインの価格を操っているのは誰なのか? 汚れたマネーが引き起こす第二の暴落

ファンダメンタルやテクニカルは役に立たない

投資の古典的な考え方は、「市場と対話し、分からないことは市場に訊く」ということでした。

Amazonが過去最高の四半期決算を発表しようとしていることが広く知られている、あるいは予期されているとすれば、その株式はおそらく動意づいており、上昇のエネルギーを溜めこんでいることが、取引高や小刻みに微妙な値動き繰り返す「持ち合い状態」などから、確信的に予想できた時代ーつまり、ファンダメンタルをベースとしてテクニカルが通用した牧歌的な時代は、もう二度とやってこないのです。

Next: アルゴリズム開発戦争の勝者がそのまま市場を制する…



アルゴリズム開発戦争の勝者がそのまま市場を制する…

酒田罫線がトレーダーツールによって取って代わっただけでなく、今日のような1000分の1秒を競うハイ・フリークエンシー・トレーディングの時代には、ボットやAIトレードを動かす超高速アルゴリズムの開発競争に打ち勝った者だけが勝者となるのです。

こうした超高速アルゴリズム・トレーダーたちは、過去の膨大なデータから株価の値動きを分析して、A社がB社よりも長期的に優れた投資をする可能性が高いという結論を引き出したから投資をするのではないのです。

彼らは、世界中の投資家たちが売買のときに流すデータの流入に素早く反応して、1000分の10秒かかっていた取引時間を、なんかと1000分の8秒に縮めて、他のアルゴリズム・トレーダーを出し抜くための競争をやっているに過ぎないのです。

つまり、彼らが重視している情報は、ファンダメンタルとなる株式に関する情報ではなく、他のトレーダーの株式評価に起因する市場の変動に関する情報です。

こうなると、もはや投資ではなく、高速アルゴリズムと低速アルゴリズムとの間の時間差競争であり、その狂気のフィードバックが最速アルゴリズムの次に速いアルゴリズムを次々と刺激して連鎖反応を誘発したことによってフラッシュ・クラッシュが引き起こされたのです。

市場との対話はもうない。あるのは人々の反応とそれを読み取るAIだけ

そこには、市場との対話もなければ、市場に対する信頼もありません

こうなると、米・連邦準備制度(Fed)が嘘の経済指標を出そうが、米労働統計局が捏造した雇用統計を出そうが、それ自体が問題ではなくなって、どれだけ多くの投資家が、それを虚偽であると認識しながら受け入るかどうかが重要になってくるのです。

今や、ヘッジファンドは、ベイズ推定を使用して独自のモデルを自分で改善することができるAIに変わりつつあります。

AIトレーダーの意思決定によって実行されたトレードモデルの成功度合いに応じて、AI自身がパラメータを自動更新していくのです。

ウォール街に投資家はいなくなった

アルゴリズムの開発それ自体は、本質的に悪いことではありません。

しかし、大資本によって、超高速アルゴリズム・トレードの勝者となろうとしている者は、投資の専門家たちを雇い入れてフラッシュ・クラッシュの功罪…特に効能のほうを強調しがちです。

新たな資金の流入が乏しくなって、長い間、膠着状態に置かれている市場にフラッシュ・クラッシュを起こすことで刺激を与え、新たな資金を呼び込むことによってボラティリティーを高めることができるのは確かです。

すでに、ウォール街には、アルゴリズム競争の熱風が吹き荒れています

ウォール街と利益相反の金融マスコミは、トレードの意思決定においてアルゴリズムを強化する大きなインセンティブが、より透明性を高めることにつながるかのように喧伝しています。

こんなことは明らかな詭弁で、それは必然的に透明性の欠如につながるのです。

Next: 激化するアルゴリズム競争。職を失うウォール街のエリートたち…



最終的には人間が制御できなくなる…

今後、アルゴリズム競争は、ますます過激化し、最終的には、人間が制御できないブラックボックスと化していくのかもしれません。

おそらく、それは人間が機械に支配された挙句、自らの不道徳と怠惰によって市場を破壊してしまう最初のケーススタディーとなるでしょう。

英国のエコノミスト誌は、2015年12月、『ビッグブラザー・マネジメント』というタイトルの付いた記事をアップして、「2016年からは、マネジメントの仕事が管理職から取り上げられることになるだろう」と、経済展望のスタイルを取った“予言”を出しました。同誌ならではの特徴です――

続きはご購読ください。初月無料です<残約7,600文字>

AIトレーダーによって職を失うウォール街のエリートたち

楽観論でもなく悲観論でもない第三の選択が、ユニバーサル・ベーシック・インカム

われわれの仕事は、2100年にはこんなふうになっている

スマホは“指示待ち”の子どもをつくる

シンギュラリティーとケムトレイル、そしてナノ・テクノロジーと体内インプラント、これらはすべてつながっている

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・アルゴリズム戦争の中でビッグブラザーが求めるリーダーシップと生体トラッキング(8/2)
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※本記事は、『カレイドスコープのメルマガ』 2018年8月2日第264号の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会に今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

【関連】ドバイで進む「人工知能政府」開発を、なぜ日本のマスコミはひた隠すのか?

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7月配信分
・ブロックチェーンベースの人間らしい知的感性を持ったAGIが切り拓く未来(7/26)
超警戒!人工知能(AI)は、すでに人間を欺く術に身に着けているのかもしれない!?
大勢の有識者が、関係政府に対して「AIに対する先制措置」を講じるよう要請
自律型AI戦闘員は、歯止めの効かない軍拡競争を引き起こす
「人間に近いAGIは、5年から7年後には完成する」
etc.

・迫るグローバルな金融崩壊ーロン・ポールの予言が成就するとき(7/20)
「すべてが手遅れ、株価は現在の半分以下になる」
世界のGDPの総額の3倍が負債
量的金融緩和は、GDPの成長には効果がないことが証明された
etc.

・始まった賃金インフレが、避けられないハイパーインフレを引き起こす(7/13)
FRBが賃金インフレを「眼前の敵」として捉えている理由
安倍首相が再選されれば、すぐさまデフレ脱却宣言が下される!?
賃金が上がらない時代は、終わった可能性がある
etc.

・米国で第二の南北戦争が勃発!世界経済に迫るパーフェクト・ストーム(7/5)
主流メディアが「米国に内戦が迫っている」と報じ始めた
トランプ政権のメンバーが次々と血祭りに上げられている
利上げは貿易戦争を激化させ、新興市場を傷めつける
etc.
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6月配信分
・米国“改変”後、コロラド州デンバーが新世界秩序(NWO)の首都になる(4)(6/22)
トランプとペンタゴンとの間に生じている齟齬
日本は、現政権が続く限り、米中ロによって徹底的に搾取され続ける
グローバリストたちは、12ヵ月以内に世界経済を崩壊させるつもりだ…
イタリアでの暴動の予感と日本の四面楚歌
etc.

・米国“改変”後、コロラド州デンバーが新世界秩序(NWO)の首都になる(3)(6/19)
デンバーへの“民族大移動”の第一波
CIAとNSAの重要施設が標高の高い山岳地域に移転・新設された理由
米国を完全に乗っ取ろうとしているグローバル・エリートたちは地下に潜る
北朝鮮非核化のもうひとつの目的は、宇宙兵器を使った偽旗作戦の阻止
etc.

・米国“改変”後、コロラド州デンバーが新世界秩序(NWO)の首都になる(2)(6/17)
デンバー空港の不気味な壁画は、人口削減を描いた未来絵巻
SFファンタジー映画に鮮明に描き出されている新世界秩序(NWO)
6分割? 11分割? 12分割? いずれにしても米国は分割されてしまう運命!?
etc.

・米国“改変”後、コロラド州デンバーが新世界秩序(NWO)の首都になる(1)(6/15)
辺境の金鉱の町・デンバーの奇跡的な急成長は、どんな計画の下で実行されているのか
環境都市として「所有」から「シェアリング(共有)」に移行している
デンバーは150年以上前に新世界秩序(NWO)のハブになることが決まっていた
陰謀説というプロパガンダに封印されてきたコロラド州の印章のオカルト的暗示
etc.

・欧州発の世界金融危機の勃発と、すべてが縮む日本(2)(6/11)
統一通貨は、通貨の弱い国から財政破綻させていく通貨兵器である
ギリシャを破綻させたのは、ギリシャ政府内にいる国際金融資本の走狗だった
プーチンは、ロスチャイルドによるEUの内部犯行を潰した
特にこの18年間で、各国の通貨は金(ゴールド)に対して大きく減価された
失敗した政権にとっては、預金封鎖が現実的な選択肢になる
etc.

・欧州発の世界金融危機の勃発と、すべてが縮む日本(1)(6/9)
EU分裂とユーロの崩壊が秒読み段階に
ドイツ銀行とイタリアのメガバンクが金融衝撃波の発振源となる可能性
崩壊のリスクは指数関数的に大きくなっている
北朝鮮の非核化の失敗は、欧州を脅かす
EUとユーロ通貨圏の崩壊は誰も止められない
etc.
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5月配信分
・日本の地価が3分の1に下落!? 2020年東京オリンピック後の危機!(5/31)
東京の不動産バブル崩壊は、もはや時間の問題
現実になりそうな湾岸エリアの「2018年問題」
2020年東京オリンピック前から始まるのか、日本の悲惨な未来!
日本は、ある日、ゲームオーバーになる
今は、世界金融恐慌前夜に似ている
etc.

・ディープステートの定義とトランプ・ファミリーの実像(3)(5/28)
トランプは、限りなく“フリーメーソン的”である
ワシントンを破壊するために大統領になった男
キリスト教世界の矛盾とグノーシス主義の台頭の兆し
トランプを支えているグノーシス派イルミナティーの熱い血
国家資本主義ーこれこそが米国を救う方法
etc.

・ディープステートの定義とトランプ・ファミリーの実像(2)(5/27)
現象界を変えようとすると、それは未来を歪めることになる
究極のゴールは、集合的無意識を自在にコントロールすること
イエズス会=イルミナティー=反キリスト
米国の歴代大統領の3分の1がフリーメーソンであったという事実
トランプは、少なくとも「フリーメーソン的である」と言うことができる
etc.

・ディープステートの定義とトランプ・ファミリーの実像(1)(5/24)
トランプを勝利に導いた「ディープステートの存在」
トランプを大統領に押し上げた本当の立役者
「フェイクニュースのCNN」がFOXニュースの躍進をもたらした
陰謀論好き、オカルト好きなトランプ・ファミリー
etc.

・ウォール街と米証券取引委員会が、ビットコイン、イーサリアム、リップルに対して動く(5/19)
ハイパーインフレに苦しむジンバブエのビットコインは青息吐息
次々と立ち上がる仮想通貨インデックス・ファンド
ウォール街が仮想通貨のコントロールに動き出した
ニューヨーク証券取引所が仮想通貨のオンライントレードを準備している!?
先物からスワップへ
イーサリアムは、アップルの株式と同じように扱われるべきなのか
仮想通貨の勝者と敗者は誰が決めるのか
etc.

・北朝鮮の核が結ぶイランとの秘密の同盟関係が中東ハルマゲドンを引き起こす(4)(5/15)
使っても減らない金正恩の「秘密の貯金箱」
金王朝の異母兄弟たちが、こぞってスイスに留学する理由
北朝鮮の非核化によって、日本の政体勢力が隠匿してきた闇の資金が浮き彫りになる
スイス政府は、2011年から北朝鮮軍に軍事訓練を提供してきた
北朝鮮のテロ組織への支援が、パナマ文書のリークに繋がる黒い文脈
北朝鮮の政権交代を望むロスチャイルドの思惑と、知られざるIMFの本当の目的
イラン核合意の離脱を止めようとした「ナチス派」
etc.

・北朝鮮の核が結ぶイランとの秘密の同盟関係が中東ハルマゲドンを引き起こす(3)(5/13)
イランは、すでにヨーロッパ全土をミサイルの射程圏内におさめている
核だけでなく潜水艦からのミサイル発射技術でも連携
核爆弾を枕にしてイランと同衾する北朝鮮
西側の対イラン制裁は効果を出せないばかりか第三次世界大戦のリスクを増大させてきた
予断を許さない米朝首脳会談のゆくえ
イランが法定デジタル通貨を発行する本当の目的
北朝鮮制裁強化法は、中国の銀行に対しても二次制裁を課すことを可能にする
etc.

・北朝鮮の核が結ぶイランとの秘密の同盟関係が中東ハルマゲドンを引き起こす(2)(5/12)
リビアの悪夢が金正恩を悩ましている
経済制裁の最中にも、北朝鮮とイランは密かに核開発を進めてきた
北朝鮮とイランとの二人三脚による長距離弾道ミサイル開発の経緯
隠れハルマゲドン待望論者の欧州首脳たち
etc.

・北朝鮮の核が結ぶイランとの秘密の同盟関係が中東ハルマゲドンを引き起こす(1)(5/11)
北朝鮮とイランとの“ロマンス”を紡いだのは仲人役のスイス
第三次世界大戦が起こるとすれば、それはシリアから始まる
中東のハルマゲドンを利用するペンタゴン
etc.
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4月配信分
・ソロス、ロックフェラーの仮想通貨参入とトランプ政権打倒を画策するクーデター陰謀説(4/28)
今後の規制緩和の兆候を先取りした動き!?
ビットコインのトランザクションは国家安全保障局(NSA)によって追跡可能
不透明な暗号通貨より、確実なブロックチェーン技術に
フェイスブックのザッカーバーグがディープステートの操り人形である証拠
すべてが符合するNEM大量流出事件からフェイスブックのユーザー情報の流出まで
計算されたトランプ・ツイートの“炎上手法”
フェイスブックは確信犯である
etc.

・東西資源戦争の勃発と中国・ロシアの決済送金システムによる脱SWIFTへの動き(5)(4/17)
中国の「一帯一路」とワシントンの「大中東アジェンダ」は重なり合っている
習近平は、ニューコートの「一帯一路」のために中国の最高指導者の地位につけられた
中国は、権力の世界的リバランスに挑戦しようとしている
中国の決済システムとロシアの決済システムがつながる
「一帯一路」計画を隠れ蓑にして、ユーラシアの単一市場化、単一国家化を画策する勢力
etc.

・東西資源戦争の勃発と中国・ロシアの決済送金システムによる脱SWIFTへの動き(4)(4/16)
オイル人民元の誕生によって、ユーラシアにライジングサンがもたらされる!?
トランプのシリア空爆には、ユダヤ金融左派のガス抜きだけでなく、米国大使館のエルサレム移転が関係している
米・ロ・ヨーロッパの猿芝居に翻弄される日本の危機
あらゆる金融政策は、すでに効果がなくなっている
etc.

・東西資源戦争の勃発と中国・ロシアの決済送金システムによる脱SWIFTへの動き(3)(4/12)
3月の段階では、ペンタゴンは北朝鮮への先制攻撃を決めていた
38Northによる北朝鮮の監視は、もはや不要
半島非核化が実現すると、もっとも困るのは日本政府と自民党
ワシントンの「一括妥結方式」と北京の「段階的・同時解決方式」
黄金のキャデラックに乗るか、北京のいぶし銀の紅旗に乗るか
なぜ、ドナルド・トランプは大統領になったのか
etc.

・東西資源戦争の勃発と中国・ロシアの決済送金システムによる脱SWIFTへの動き(2)(4/8)
極東情勢を激変させる3つの節目
例年、ユダヤ暦の新年あたりになるとNYダウは暴落を繰り返してきた
中国人民銀行の総裁が、大暴落に向かう転換点となる「ミンスキー・モーメント」が迫っていると警告
トランプ、周小川、ウォール街が「その時」に備えている
中国に対するトランプの二枚舌外交
etc.

・東西資源戦争の勃発と中国・ロシアの決済送金システムによる脱SWIFTへの動き(1)(4/6)
人民元建ての上海原油先物「SC1809」は、海外のトレーダーの気を引かない
当分の間、オイル人民元はオイルダラーの代替えとはならない
中国は変動相場制を拒み続け、これからも市場介入を続ける
戦争ビジネスモデルの完全破綻と止まらない脱ドル化の流れ
貿易戦争が本格化すれば、日本はスタグフレーションに突入する
中ロにとって垂涎の的の北朝鮮と、孤立化する日本
オスプレイの緊急配備の意味と、トランプの対北朝鮮タカ派の布陣
etc.
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3月配信分
・ホワイトハウスと永田町では政治と占星術が交差する(3/31)
・トランプが安倍排除を決めた理由と中国軍の近代化を阻止するドル安政策(3/29)
・2018年 アベマゲドンの恐怖と中央銀行のデジタルゴールド通貨(その4)(3/22)
・2018年 アベマゲドンの恐怖と中央銀行のデジタルゴールド通貨(その3)(3/16)
・2018年 アベマゲドンの恐怖と中央銀行のデジタルゴールド通貨(その2)(3/13)
・2018年 アベマゲドンの恐怖と中央銀行のデジタルゴールド通貨(その1)(3/9)
・ドバイの人工知能政府による統治システムとポストヒューマン「ロボット化計画」(その2)(3/5)
・ドバイの人工知能政府による統治システムとポストヒューマン「ロボット化計画」(その1)(3/2)
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2月配信分
・2月のフラッシュ・クラッシュの原因と忍び寄るハイパーインフレの影(2/23)
・国際主義(共産主義)で熱烈なデフレ支持者である国際銀行家の秘密ネットワーク(2/16)
・株式、FX、暗号通貨は、すでにボット(bot)と人工知能(AI)に支配されている(その3)(2/12)
・株式、FX、暗号通貨は、すでにボット(bot)と人工知能(AI)に支配されている(その2)(2/10)
・株式、FX、暗号通貨は、すでにボット(bot)と人工知能(AI)に支配されている(その1)(2/8)
・テザー疑惑がパーフェクトストームを引き起こし、金(ゴールド)の価格を上昇させる(2/1)
2018年2月のバックナンバーを購入する

1月配信分
・「投機的実行」のコンピュータによってビットコイン→株式市場崩壊が引き起こされる可能性(その3)(1/29)
・「投機的実行」のコンピュータによってビットコイン→株式市場崩壊が引き起こされる可能性(その2)(1/29)
・「投機的実行」のコンピュータによってビットコイン→株式市場崩壊が引き起こされる可能性(その1)(1/25)
・ドル指数、VIX指数がともに変化-暗号通貨から金(ゴールド)へ一部の資金が移動か(1/19)
・国際金融エリートたちが、30年以上前から計画してきた世界電子法貨が姿を現す(その3)(1/15)
・国際金融エリートたちが、30年以上前から計画してきた世界電子法貨が姿を現す(その2)(1/15)
・国際金融エリートたちが、30年以上前から計画してきた世界電子法貨が姿を現す(その1)(1/11)
・暗号通貨の主役交代と量子コンピューティングによって激変する暗号通貨市場(その3)(1/8)
・暗号通貨の主役交代と量子コンピューティングによって激変する暗号通貨市場(その2)(1/7)
・暗号通貨の主役交代と量子コンピューティングによって激変する暗号通貨市場(その1)(1/4)
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12月配信分
・世界通貨「ビットコイン」は、NSAが開発した!?(その3)(12/31)
・世界通貨「ビットコイン」は、NSAが開発した!?(その2)(12/31)
・世界通貨「ビットコイン」は、NSAが開発した!?(その1)(12/29)
・ブロックチェーンとジョン・ゴールト(フィリップ・ロスチャイルド)とのつながり(12/21)
・2018年、さようならビットコイン!こんにちはビットコインキャッシュ!(その2)(12/17)
・2018年、さようならビットコイン!こんにちはビットコインキャッシュ!(その1)(12/14)
・「サトシ・ナカモト」の正体と人工知能政府の実現のために開発されたブロックチェーン(その2)(12/9)
・「サトシ・ナカモト」の正体と人工知能政府の実現のために開発されたブロックチェーン(その1)(12/8)
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11月配信分
・「ビットコインにはバブルはやってこない?」-人工知能政府の誕生を後押しするウォール街(11/30)
・恐怖のサイン点滅!2018年からは銀行システムの外側に避難すべき!(11/27)
・2018年の激動の年を前に避難先を失った富裕層の資金がビットコインに流入する!?(11/16)
・ドル崩壊のときにビットコインは本物の資産として通用するのか(その2)(11/13)
・号外【ビットコインに激変】(11/13)
・ドル崩壊のときにビットコインは本物の資産として通用するのか(その1)(11/9)
・「超権力」が人工知能を導入する前に各国政府は準備しなければならない(その2)(11/5)
・「超権力」が人工知能を導入する前に各国政府は準備しなければならない(その1)(11/2)
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10月配信分
・SDRの暗号通貨化を計画するIMFと表舞台から姿を消すビットコイン(その4)(10/30)
・SDRの暗号通貨化を計画するIMFと表舞台から姿を消すビットコイン(その3)(10/27)
・SDRの暗号通貨化を計画するIMFと表舞台から姿を消すビットコイン(その2)(10/23)
・SDRの暗号通貨化を計画するIMFと表舞台から姿を消すビットコイン(その1)(10/19)
・中国とロシアは膨大な金(ゴールド)を背景に米ドルを崩壊させる(10/12)
・衆議院総選挙に忍び寄る親ワシントン(グローバリズム)の影(10/5)
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9月配信分
・円を金(ゴールド)に替えて中央銀行の通貨システム詐欺の外側に避難する(9/28)
・グローバルなベーシック・インカムが、ブロックチェーンによって開始された!(その4)(9/26)
・グローバルなベーシック・インカムが、ブロックチェーンによって開始された!(その3)(9/26)
・グローバルなベーシック・インカムが、ブロックチェーンによって開始された!(その2)(9/24)
・グローバルなベーシック・インカムが、ブロックチェーンによって開始された!(その1)(9/21)
・ロシア最強の暗号通貨「クリプトルーブル」とイーサリアム開発者のICOバブルの警告(9/14)
・脱ドル化本格始動-ユーラシア新通貨システムによる世界秩序(その2)(9/10)
・脱ドル化本格始動-ユーラシア新通貨システムによる世界秩序(その1)(9/7)
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