今日の大引けでチャートの上では、様々な売りのシグナルが出て参りました。本当に大切なのは明日です。大引けで2万3,630円前後になって来れば、来週は大きく下げることができます。(『相場コラム『わしの罫線』』橋本明男)
きょうの日経平均は大幅反落、前日比235円安の2万3,795円
久々に売られた
中国の新型ウイルスが広がりを見せたことで反落。値上がり業種は2業種と、久々に売られたなという感じです。
日経平均は、235円安の2万3,795円
トピックスは、13.63ポイント安の1,730.50ポイント
出来高は、概算10億5千万株
で終わりました。
下げの原因は新型ウイルスに非ず?
下げの材料は新型ウイルスと言われておりますが、私は、昨日に申し上げましたように国債先物の動きがすべてと思います。
もしも下げの材料が新柄ウイルスだとすれば、この調整は長引くことになるでしょう。なぜなら、終息するにはずいぶんと時間がかかると思われるからです。
下げるべき所まで下げれば、大きな資金が入って来ますし、その方が個人投資家も買いやすいでしょう。
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明日が大事
さて、今日の大引けでチャートの上では、様々な売りのシグナルが出て参りました。
本当に大切なのは明日です。
寄付きはどうでも良いですから、大引けで、一昨日に申し上げた2万3,630円前後になって来れば、来週は大きく下げることができます。
2万3,630円まで下げずとも、続落の型になれば良い。
さて、明日の相場どうなるか注目です。
では、御健闘を祈ります。
『相場コラム『わしの罫線』』(2020年1月23日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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チャーチスト歴35年!【橋本罫線考案者】テクニカルのプロである橋本明男が毎日綴る相場コラム。日々の株式市場の動向から、短期的・中期的な相場の行方を予測。また、東証1部の銘柄を中心に、今が狙い目の個別銘柄の情報も掲載しています。