マネーボイス メニュー

優待利回りに注目!プロ厳選12月のおすすめ株主優待銘柄ベスト3=トコタン

今回は12月権利確定の優待銘柄の中で、私のお気に入り銘柄をランキング形式でご紹介いたします。早いもので今年も残りわずかです。(トコタン)

【関連】米国株インデックス投資“万能論”は危険?「誰でも稼げる」に潜む罠=栫井駿介

プロフィール:トコタン
投資歴20年。長年の経験から、優待とキャピタルゲイン(値上がり益)を得ながら資産を形成した優待投資家。運用ブログ『とことこトコタンの株主優待ブログ

12月権利確定のおすすめ優待銘柄 第3位:藤久<9966>

藤久は、手芸用品・ソーイング用品・編み物毛糸・衣料品及び服飾品その他生活雑貨等の販売を手掛ける名古屋に本社がある会社で、クラフトハートトーカイ、クラフトパークなど手芸専門店を全国的に展開しています。

こちらの株主優待は、6月末と12月末権利の年2回、優待品が貰えます。

《優待銘柄情報》
藤久<9966>
最低単元購入価格:8万1,100円(※12月21日終値)
権利付き最終日:6月末、12月末
《優待内容》
株主お買物優待券(500円券)
100株以上 5枚

※お1人様1回1枚から5枚までご利用可。ただし、優待券のみでお支払いの場合つり銭は不可。
※取扱店舗:自社経営の全店舗
※有効期間: 6月末現在の株主様:9月末~翌年1月末/ 12月末現在の株主様:3月初~6月末

今年はコロナ対策としてマスクが必須となりました。一時はマスクが手に入らないという時期がありましたが、それならば自分で作ろうと手作りマスクが流行りだした際に脚光を浴びました。

手芸専門店「トーカイ」の店内にはソーイングスクールのスペースもあり、その行列に驚きました。また、店内の取扱商品には写真のような手作り工作キットやシリコンねんどなど、子供が楽しむことができる商品も売られているので、手芸のみならず色々と楽しめます。

株主優待券は届いてから3~4ヶ月程度となるため使用期限こそ短いですが、年間5,000円分の優待券がもらえるので、優待利回りもかなり高く、お店を利用される方なら一度調べてみてはいかがでしょうか。

Next: お得な優待にネットでも話題!12月のおすすめ優待銘柄第2位は?



12月権利確定のおすすめ優待銘柄 第2位:ブロードリーフ<3673>

ブロードリーフは、自動車アフターマーケットを中心に幅広い業種・業態を支援するソフトウェア・ITソリューション&各種サービスを提供している会社で、2018年の時には超高額QUOカードがもらえるということで話題になりました。

こちらの株主優待は、12月末権利の年1回、保有株数に応じて株主優待がもらえます。

《優待銘柄情報》
ブロードリーフ<3673>
最低単元購入価格:7万0,800円(※12月21日終値)
権利付き最終日:12月末
《優待内容》
自社オリジナルVisaギフトカード

500株以上 5,000円分
1,000株以上 10,000円分
2,000株以上 20,000円分

こちらは昨年から優待内容が変更となり、現行のVisaギフトカードが保有株数に応じてもらえるようになりました。2018年に話題となった当時は、Visaギフトカードではなく「QUOカード」がもらえたのですが、なんと10,000株保有(当時で約600万円)でなんとQUOカード10万円分がもらえたということで、Twitterなどで到着した写真など話題となっていました。

残念ながら、2019年からはQUOカードからVisaギフトカードに変更となり、10,000株という括りは無くなりましたが、それでも2,000株で20,000円分のVisaギフトカードはすごいですね。今年も注目を浴びて、11月からキレイな右肩上がりのチャートで人気度がうかがえます。

私はこちらのVisaギフトカードをコロナ禍の中、出前館を使って職場にランチを注文する際に使いました。ネットでの決済にも使えるので、いろいろと使い勝手がいいと思います。

こちらの優待もいつまで続くかはわかりませんが、来年以降も続くのであれば注目したい銘柄かと思います。

Next: 人気店の優待食事券がもらえる!12月のおすすめ優待銘柄第1は?



12月権利確定のおすすめ優待銘柄 第1位:フジオフードグループ本社<2752>

フジオフードグループ本社は、大阪を地盤に大衆セルフ食堂「まいどおおきに食堂」や串揚げ食べ放題の「串家物語」などを全国展開しています。

こちらの株主優待は、6月末と12月末権利の年2回、保有株数に応じて優待品が貰えます。

《優待銘柄情報》
フジオフードグループ本社<2752>
最低単元購入価格:13万7,100円(※12月21日終値)
権利付き最終日:6月末、12月末
《優待内容》
自社PB商品(コシヒカリなど) or 株主優待食事券

100株以上 3,000円相当分
300株以上 6,000円相当分
1,000株以上 12,000円相当分

こちらの株主優待は6月末と12月末権利の年2回、「まいどおおきに食堂」や「串家物語」などで使える優待券か、自社PB商品の「まいどおおきに食堂」のレトルトカレーやおこめなど数点の中から選択できます。

私は「串家物語」が大好きで、ホットペッパーのサイトから平日限定ではありますが、安いプランを予約してお店に行き、優待券を使って食べるというのがここ最近の使い方です。自分の好きな食材を、自分の好きなだけ、自分で揚げて食べられるという点が好きなポイントです。コロナ禍で、なかなかみんなで集まって外食するのは難しくなっていますが、たまに外食で暗い気分を吹き飛ばし、少しでも楽しく美味しいものを食べられるのでいいですね。

100株保有で年間6,000円分の優待券(または自社PB商品)がもらえるので、優待利回りもよく、個人的に注目するこちらを12月におススメしたい銘柄1位とさせていただきました。

以上、12月権利銘柄で私のお気に入り3銘柄をランキング形式にてご紹介させていただきました。

私が銘柄を選ぶ基準のひとつとして、純粋にいただける株主優待に「お得感があるか」「魅力的であるか」であり、必ずしも企業業績を考慮している訳ではありません。投資をされる際の判断は自己責任にてお願いいたします。

【関連】居酒屋の倒産ラッシュ開始。「忘年会消滅」でも生き残るのは◯◯な店だけ=栫井駿介

【関連】「焼肉の和民」転換は大正解。沈む居酒屋業界から這い上がる理想の一手=馬渕磨理子

【関連】米国株インデックス投資“万能論”は危険?「誰でも稼げる」に潜む罠=栫井駿介

image by:Roman Samborskyi / Shutterstock.com

本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2020年12月21日)
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。