娘が「不機嫌オーラ」を出す時期
繰り返しになりますが、女性ホルモンは、毎月の間でも分泌に変化があり、それによって影響を受けて、女性たちの気分や精神状態も変わりやすい、と紹介してきました。
実はこれ、母親と娘にもいえることなのです。
どういうことか?
つまり、母親と娘のホルモン状態が悪いときが重なると、いつもはとても仲のよいのに、喧嘩したり言い争ったりする確率が高くなるということです。
女性ホルモンが出始めてイライラしている娘と女性ホルモンが減少してきてイライラしている女性が、ぶつかるのですね~
昨今では、出産年齢も高くなり、娘が10代の頃に、母親が更年期を迎える時期になる、ということも多くなってきており、その確率はかなり高くなってきているそうです。
もちろん、ホルモンに左右されない女性もいますが、知らずに左右されてしまうことも多々あり、それが原因で娘との仲に影響がでることもあるようです。
特に、女の子は中学2年生頃までは、生理も始まり、女性ホルモン分泌も多くなってきて、体も心も変化の波にさらされ不安定ですから、「不機嫌オーラ」が出やすいそうです。
そして、母親を批判したり、無視したり、口をきかなくなったり、口答えばかりになりがちだとか。ご経験のあるおかあさん方は多いと思います(私の友人も経験したそうです)。
でも、ご安心ください!
「中学2年生頃」を過ぎると、脳もホルモンもしだいに落ちつきを取り戻し、精神的に安定してきて、元のような関係に戻るようですから。
ですから、この頃には、「不機嫌オーラ」が出やすいと覚悟して、大きな気持ちで女の子を見てあげてくださいね。
おかあさんは、ど~んと構えて、ね。
また、おとうさん方は、そんな、母娘を、「うるさい」「またか…」とうんざりせず、「これも、それぞれの女性ホルモンのせい」と割り切っていただき、あたたか~く見守ってほしいのです。
さらに、もう少しばかり、おとうさん方にお願いがあります!