女の子ならではの時間を大切にする…簡単な方法
さて前回69号に紹介したように、女性は、身体的に変化する性で、さらに女性ホルモンによって精神的にもいろいろ影響を受けます。
しかも、女性は脳内つながりがいいので、瞬時に脳内でいろいろなことを関連づけ、結びつけ、それゆえ人間関係のことなどで悩み、不安定になりがちです。特に、10代までの女の子たちは、脳も発達途中で、いろいろなことに敏感になり、かなり揺れる年齢でもあります。
そんな揺れる女の子たちに「必要なことがなにか」というと、多くの本では、
◎安心感
◎愛され感
◎信頼感(自分が無条件に信じてもらえている)
を感じること、であるといっています。
そして、それが母親からもたらされることが特に重要だということも。
ちなみに男の子では、
◎安定感
◎自分ができる感
◎信頼感(自分ができるということを信じてもらえる)
だといわれていて、これには、父親の存在がとても大切になるそうです(詳細は、66,67号にて紹介しています)。
うーん、そうはいっても、なかなか大変そうで、どうしたらいいかと考えてしまいそうですが、女の子の場合は、むずかしく考えず、母親との、こんな時間を大切にするだけでもいいそうです。
「女の子の髪をすいて、編んだり、くくったりしてあげる時間」
えっ、そんなことでいいの? と思われるかもしれませんが、ここには、女の子の「喜ぶこと」がつまっているそうです。
いったいどんなことがつまっているのでしょうか?
こちらの本では、
出典名: 女の子って、どう育てるの?
著者: 川井道子
以下のようにいっています。
男の子の兄弟がいる場合
女の子である自分だけに認められた時間で、兄弟には味わうことができない時間だとわかっている
姉妹の場合
その髪を結ってもらっている間だけは、おかあさんを独り占めできる
そのほか、こんな喜びもあるそうです。
おかあさんが、鏡越しにじっとみつめて、じかに触れたり、優しく撫でてくれたりして、二人でおしゃべりできて、しかも可愛くなれる
この時間は、おかあさんと二人だけの時間が過ごせるし、優越感も持てるし、可愛くもなれるから、一石三鳥以上の喜びがあるのですね~
ですから、望まれれば、何歳になっても髪の毛を編んだり、結ってあげるというのはいいそうですよ(笑)
おかあさん方は忙しくて(特に朝は)時間がないので、そんなことができないこともあるでしょうが、たまには、時間をかけてゆっくりとしてみてくださいね。きっととても喜びますよ。
と、ここまで来て…この中に、女性が「喜ぶこと」が、確かにつまっていると気がつきました!
実は、女性は、大人になっても、大好きな人(夫や彼)と、
◎自分だけに認められた時間が持てる
◎独り占めできる
◎見つめ合う
◎じかに触れ合う
◎優しく撫でてもらう
◎楽しくおしゃべりする
◎しかも自分が、可愛くいれる
なんてことは、とても嬉しいことなんですよね。もちろん、喜びでもありますし(笑)。
女性がすねているとき、理由も分からず、プリプリしているようなときには、男性は、ぜひ、
「女の子と母親が鏡に向かって、二人で楽しそうに、髪の毛を結っている姿」
をイメージしていただき、その女の子のようにしてほしいのだと思い出していただき、女性に優しくしていただければ嬉しいです。
女性は何歳になっても、永遠に乙女なのですね~(かな?(笑))