深呼吸の仕方
深呼吸には無数の効用があります。なのに、ちょっと深く呼吸することは、他の健康法と比較したら圧倒的に「簡単」。そんな簡単なことを活用しないなんて、人生の何割も損をしていると思うのです。
ですが、多くの人が活用できていないのも事実。
効果的な深呼吸ができない人が大多数なのだと思います。
深呼吸の仕方については、たとえばヨガの呼吸法で知られているものだけでも10種類以上。とても奥の深いもの。私も、いろいろな人に学んだり読んだりしましたが、まだまだ勉強の途中です。
今日は、私が体験上とても良いと考える重要なポイントを4つだけ記しておきます。
1.まず姿勢を正して
猫背では胸郭が小さくなるので、深呼吸しづらいのは当然。姿勢を正してこそ、体が心地よさを認識しやすく深呼吸の習慣化が進みます。
2.吐く方を意識して
腹式呼吸で息を吐くのは、腹筋を使って横隔膜を上げなければなりません。それに引き替え吸う方は、力を抜けば自然に横隔膜がさがります。
つまり、吐く方に気を使いしっかり行えば自動的に吸気もしっかり行えるというわけ。
もしも、きちんと吐く前に深く吸おうとすると、肺のなかに大量の空気が残り新鮮な空気を気持ちよく吸いこめません。
3.吸うときは早く、吐くときはゆっくり
ご存知、吐くときは副交感神経が優位に。吸うときは交換神経が優位になります。
吸うスピードより吐くスピードを長くしてこそリラックス効果が高くなり無数の効用が引き出されます。
吸いこんでから吐くまでの間に小休止を入れるのが効果的という説があり、そんな気もします。
4.吐くときは口から。吸うときは鼻から
吐くときは、口の方がスピードをコントロールしやすい。吸うときは、鼻からの方が楽に大量に吸えます。
…呼吸法は奥が深い。ですが、この4点は先ず間違いないと思います。普段呼吸法にあまり縁のない方は、是非これを参考に「実験」してみてくださいね。
その他、私の経験では、寝る前のベッドの上での深呼吸は翌日の体調にも影響するほど効果的です。
十分検証はできていませんが、寝ている間の呼吸法にも変化があるのではないかと思っています。
私は毎朝血圧を測っていますが、寝る前に深呼吸をした翌朝はそうでない朝に比べ、より正常値になるような気がします。
今後ちゃんと実験検証してみます。
では、あなたにとって、今週も最高に充実した一週間となりますように!!
image by: Shutterstock
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