好みのアーティストの曲を歌いたいけれど音が高すぎてとても…、と諦めていた方、必読です。メルマガ『サプコミュ通信』の著者で500名以上にボイストレーニングの指導をしてきた青木朋博さんが、高音の出し方のポイントを紹介しています。これであなたもカラオケマスター!
顏で歌う ~高音の出し方~
こんにちは! コミュニケーションコンサルタントの青木朋博です!
今日は歌などで多用する高音について話します。
響かせる位置は頭のてっぺん。まさに突き抜けるイメージで声を出すのです。もちろんイメージだけでうまくいくなら苦労はしません。頭のてっぺんを響かせやすくする大きなポイントがあるのです。
そのポイントとは、表情です。高い声を出すには、相応しい表情があるわけです。
具体的に説明すると、口は横に「イーッ」と開き、上下の歯がしっかり見えるほどに唇をめくります。そのままの状態で目をギュッと細める感じ。口を横に開きつつも、各パーツを顔の中心に手繰り寄せるようなイメージです。
ミスチルの桜井さんなどが、そういった表情でよく歌っています。この表情ですと表情筋は疲れますが、高音がラクに頭に抜けていきます。しかも感情を込めて歌っているように見えますから一石二鳥です♪(笑)
以上のことからわかるように、高い声を出すには表情筋が柔軟であることがポイントになるわけです。
私はアーティストの歌っている写真を見るだけで、表情からどのくらいの高さの声を出しているのかがわかります。それほどに歌に表情は欠かせないものであり、「顔で歌う」と言っても過言ではないほどなのです。