またも人災。中国の重大事故は「付け焼き刃」的な政策が原因か?

 

大気汚染についてもそうですが、現状を改善する術を持たない政府に対しての不満は募る一方です。人口が増えすぎたと言っては1人っ子政策を押し付け、人口の年齢バランスが悪いと言っては2人っ子政策を押し付け、そのたびに人民は振り回され被害者が続出します。

1人っ子政策のせいで、ブラックチルドレン(黒孩子)と言われる無戸籍児になった子供は1,300万人とも言われています。無戸籍になれば、義務教育を受けられず健康保険証ももらえない。存在しない人間として一生を送らなければならない。

1人っ子政策の闇、「存在しない」子供たち

こうした中国の付け焼き刃的な政策の蓄積による弊害が、あちこちで出始めています。北京の、深センでの土砂崩れのほか、重大な事故や現象は数えきれないほどあります。

こうした環境汚染から逃れるために、中国人が世界に拡散しているのは周知の通りですが、自国の医療を信用できない中国人が世界各国の医療をも買い占めようとしているのはご存知でしょうか。最近では、日本の病院に健康診断に団体で訪れる中国人の姿が増えてきています。日本の医療機関は信用できるから、日本で検査をして問題がなければ安心できるそうです。

命も「爆買い」? 訪日医療ツアーに殺到する中国人と、中国国内の悲惨な医療事情

日頃から「日本鬼子」と言っている中国人の口から出る言葉とは思えません。結局、中国人は中国を捨て、日本や欧米などの先進国に行くことを望んでいます。しかし、先進各国は中国人に来てほしくありません。どちらにしても、中国が勝手に自滅するのは構いませんが、少なくとも地球を破壊するような行為は本当にやめてほしいものです。

深センは中国にとって「改革開放」の代表的なモデル都市です。数千人しかいなかった香港郊外の荒野を、囲い込みをして資本を導入し、たった数十年で資本や技術をはじめとする人流と物流の中心地に仕立てあげました。それにより、人口は数百倍になり、千万人単位の都市となったのです。これが深センであり、改革開放の成果を誇るモデル都市となったのです。

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