家計のヘソクリ、なぜ女性のほうが多い?お金にまつわる男女の違い

 

その使い道も違っているようです。

○「自分のために使うため」

 ・男性 67% (宝くじを買うなど)
 ・女性 41.6%(服を買う、子どものために使う)

○「病気に備えての貯蓄」

 ・男性 3.4%
 ・女性 16.8%

○「老後に備えての貯蓄」

 ・男性 12.3%
 ・女性 35.8%

○「離婚に備えての貯蓄」

 ・男性 1.5%
 ・女性 5.8%

ということがわかり、

 男性…「自分のために使うへそくり」
 女性…「将来は、緊急時に備えてへそくり」

が、多いという傾向が見えました。そういえば、よく映画やドラマで「これはいざというときのために母さんが貯めていたお金なんだけど、使って」と母がへそくりをさしだすシーンがよく出てきますが、そんなときのためにも、女性はへそくりをしているのかもしれませんね。

それに、「離婚に向けてひそかに…」という女性は、男性よりは多いこともわかりますから、男性は注意です(笑)。

もう一つ、紹介します。

■2014年株式会社あおぞら銀行
 全国の55~74歳の男女2千72人を対象に行った調査「妻の“へそくり」では、

○「へそくりはしているか?」

 ・男性 46%
 ・女性 50%

ということで、約半数はしているようですが、その金額には大きな差があったということです。

○「金額は?」

 ・男性 平均 68万円
 ・女性 平均  139万円

○「そのへそくりを何に使ったか?」

 ・男性 「カメラレンズ」、「オートバイ」「ゴルフ会員権」と趣味が多い
 ・女性 「フェイシャルエステ1年分」「和服一式」「美容整形」美容やファッションが多い

という傾向がでたそうです。
いずれにせよ、約半数は配偶者に内緒でお買い物をしていて、その額は10~50万が最も多かったそうです。

○「月のお小遣いの平均額は?」

 ・夫 3万5千200円
 ・妻 2万5千600円

ということですから、隠れてぱぁ~と使っているのかもしれませんね。どうやら、「へそくり」については、女性の方が、うまくやっていることが見えますね。

さらにこの調査で、こんなことも聞いたそうです。

○「子供に出来るだけ財産を残したいか?」

 ・「残したい」   34.4%
 ・「残したくない」 65.5%

という結果で、昔に比べて「お金は子供に残すもの」という考え方の方が少なくなり、自分自身のために使いたい自分の人生を謳歌したいと考えている方が多くなっていると分析していました。

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