【無人島通信】GWにチャレンジしたい、海の宝石で作るろうそく立て

2015.05.01
by kousei_saho
IrinaK/ShutterstockIrinaK/Shutterstock
 

GWのご予定は決まりましたか? 今年は海辺をお散歩して、その思い出を形に残してみてはいかがでしょう。長崎県の大村湾に浮かぶ無人島・田島から、浜辺に打ち上げられた「シーグラス」を使ったろうそく立て作りのレポートが届きました。幻想的な灯りの写真をご覧ください。

漂着物 ~海からの贈り物、シーグラス~

田島の海岸を歩くといろんな物や生物に出会います。どこからやって来たのか漂着ごみ、甲イカの骨(正確には石灰質の甲)、植物の種、貝殻などなど。今日は数ある漂着物の中からシーグラスを紹介します。

Cebas/Shutterstock

色とりどりのシーグラス Cebas/Shutterstock

ん? シーグラス? 何ねそれは? はい、お答えします。シーグラスとは「sea glass」や「beach glass」と呼ばれ、割れた瓶が海に流れ、長い時間をかけてガラスの破片が波に揉まれ、角の取れた小片となり、曇りガラスのような風合いとなった物をいいます。

薄いグリーン、薄いブルー、薄いブラウンと様々な色のシーグラスがあります。薄いブラウンはおそらくビール瓶でしょう。稀に赤や鮮やかな青もあります。形も様々で瓶の口がそのままの形で残っている物もあります。海岸を歩くたびに見つけてはポケットに入れます。いつかお洒落なランプシェードを作ろうと思い、コツコツと集めています。

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ものすごい集中力!

先日、とある企業のインターンシップ研修で田島に来島された学生さん達が、田島に来た子ども達の為にとアクティビティを考えてくれました。「海岸で拾ったシーグラスを使って、ろうそく立てを作ろう!」というタイトルでレシピと作品を作ってくれました。

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ろうそくの灯りも、シーグラスを通すとよりやわらかなものに

その日の夜はみんなで作ったろうそく立てに火を灯し、ろうそくの灯りだけで夕食を取りました。幻想的な灯り、満点の星空、とても贅沢な夜でした。電気もガスもない無人島・田島。シーグラスを拾って自分だけの作品を作ってみませんか?

information:

『大村湾~無人島~滞在記「田島」』
長崎県の大村湾に浮かぶ無人島・田島の公式HP。2013年夏に“自然体験リゾート”として生まれ変わったこの島の魅力を、土門拳文化賞受賞フォトグラファー・山頭範之氏の美しい写真で紹介。

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