元旅行雑誌編集長お墨付き!東京駅からわずか2駅の天然温泉ホテル

※写真はイメージです
 

店は食べログでも検索したが、これ、という店がないので、ぶらつきながら探すことにした。 八丁堀界隈は繁華街という雰囲気ではないが、細い路地に小体な店がポツポツとあって、こういう店を探すのは旅の楽しみである。

明らかに入店を拒む敷居の高そうな店をいくつかやり過ごし、そうして見つけたのが「松うら」という店である。 あとで調べたらネットにもわずかばかりだが載っていた。 

メイン通りからは台形の小さな行灯の明かりしか見えない、という「うーん、大丈夫かなぁ」と心配になる店構えなのだが、意を決して入店。

すると、感じの良い大将が一人で店を切り盛りしていた。

普段はバイトの人がいるそうだ。

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(入り口はこんな感じである)

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(店内にはカウンターもある)

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(お通しと生ビール)

 

二人で生ビール550円を3杯、さらに國権純米750円、陸奥八仙純米800円、黒龍純米吟醸800円、山本純米吟醸800円を注文し、お通しのほかに、白いか刺し身850円、はも湯引1000円、もろこし天ぷら700円を注文。

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(はも湯引と白いか盛り合わせ)

 

さらに赤ほや塩辛600円、うなぎのくりから900円も追加。

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(うなぎくりからと赤ほや塩から。 酒器もなかなかにしゃれている)

 

これで締めて9850円。 ひとり5000円ならまず悪くない

 

さらに、そばでもたぐろうか、と新富町方面へ歩いて、今年4月にできた「はたり」へ。 細打ちそばの名人といわれる石井仁氏がプロデュースしたという店である。 氏はミシュラン掲載店のオーナーでもあった人だ。

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(店構えはこんな感じ。 酔っぱらっていたので他の写真がないのです)

 

噂通りの極細のそば(もり800円)のほかに、小鯵の南蛮漬け800円、無農薬自然薯とろろ600円、ハートランドビール700円、大賀純米吟醸と紀土純米吟醸(夏酒)を飲み(ともに900円)、会計は6000円強。

まあ、贅沢と言えば贅沢な飲み方であったが、久々に東京の夜を満喫した。

その東京だというのに、宿に帰って天然温泉に入れるというのはやっぱりたいそう魅力的ですな。 ふほほほ。

image by: Shutterstock

 

『温泉失格』著者がホンネを明かす~飯塚玲児の“一湯”両断!』より一部抜粋

著者/飯塚玲児
温泉業界にはびこる「源泉かけ流し偏重主義」に疑問を投げかけた『温泉失格』の著者が、旅業界の裏話や温泉にまつわる問題点、本当に信用していい名湯名宿ガイド、プロならではの旅行術などを大公開!
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