なぜ「米国でラーメンブームが下火」という記事が日本で掲載されたのか

 

とにかく、そんな伝説の名レストランの跡地だったら、どんなレストランが入っても、話題になるに決まってる。

そして、それが日本のうどん専門店の「つるとんたん」なのだ。

オープンは今年の春予定。

「ユニオン・スクエア・カフェ」の移転の発表と合わせて、昨年からめっちゃ記事が出ている。

そんな背景から、日本のうどんがこのタイミングで改めて注目されるようになったのではないだろうか?

〔ご参考〕
Union Square Cafe Will Take Over City Crab Space

Union Square Cafe finds a new Manhattan location

Union Square Cafe Found A New Union Square Home

10 Delicious Food Trends To Look Out For This Year

あと、もしかすると、水面下で「つるとんたん」が関連記事を書かせているのかもしれない。

だって、以前からニューヨークには、日本のうどん専門店はあるし、もっと言えば、チャイナタウンのヌードル屋さんの多くは、もともとかなり日本のうどんのような麺を出している。

今さら、このタイミングで、日本のうどんが話題になるなんて、「つるとんたん」が出てこなければなかったのかもしれない。

あと、ニューヨークの既存の中華系のヌードル屋さんは、とんでもなくまずいお店も多いが、中には、コシのある手打ち麺とラム肉料理で人気の「西安名吃」(Xi’an Famous Foods)みたいに、料理のバリエーションも豊富で、日本のうどんより美味しいんじゃないの?ってお店もある。

〔ご参考〕
NYでブレーク中の激ウマ手打ち麺のラム肉料理 Xi’an Famous Foods、西安名吃

たぶん、「つるとんたん」がオープンしたら「西安名吃」あたりのお店も引き合いに出されて、改めて話題になりそう

その際に、新たにオープンした「つるとんたん」と「西安名吃」のような既存の中華系のヌードル屋さんのどちらのほうが美味しいと評されるかで、今後、日本のうどんがより多くの人々に受け入れられていくかどうかが決まってくる…かもね?

image by: Shutterstock

 

メルマガ「ニューヨークの遊び方」』より一部抜粋

著者/りばてぃ
ニューヨークの大学卒業後、現地で就職、独立。マーケティング会社ファウンダー。ニューヨーク在住。読んでハッピーになれるポジティブな情報や、その他ブログで書けないとっておきの情報満載のメルマガは読み応え抜群。

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