こんな中で経済評論家は相変わらずケンカしていますし、NHKは「国民の貯金(政府の赤字)」を「国民の借金」と表現して消費税増税に荷担し、ウソの報道を続けています。
今は、私たちはジッと我慢して、世界や日本政府の失敗の可能性を織り込み、十分に慎重な仕事選びと、財産保全をしなければなりません。しかし、一つだけ明るいことがあります。それは日本人が「まじめに働いていること」です。
マスメディアは誤報や余り意味の無いゴシップばかりに専念していますし、若干心配なのは若い男性がだらしなくなったということはありますが、一般の人は毎日、一所懸命になって働いています。そして、大量の難民も日本には来ませんし、今のところテロもヨーロッパ方面にむかっています。
経済というのは、お金の移動やバブル崩壊などがあるわけでは無く、「まじめに働いた人の成果(付加価値と言ってもよい)の合計」ですから、日本人がまじめに働いている限りは心配することは無いのです。
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『武田邦彦メールマガジン「テレビが伝えない真実」』より一部抜粋
著者/武田邦彦
東京大学卒業後、旭化成に入社。同社にてウラン濃縮研究所長を勤め、芝浦工業大学工学部教授を経て現職に就任。現在、テレビ出演等で活躍。メルマガで、原発や環境問題を中心にテレビでは言えない“真実”を発信中。
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