なぜ、この絵本を読むとポジティブな子どもに育つのか?

 

子育てワンポイントアドバイス

あなたは、オオカミというと、どのようなイメージを持っていますか?

『さんびきのこぶた』や『赤ずきんちゃん』など、皆が知っている物語に出てくるオオカミは、賢そうなのにどこか抜けている悪役のイメージがあるのではないでしょうか。このように、判で押したように多くの人に浸透している先入観、思い込み、認識などを「ステレオタイプ」といいます。

1905年に、奈良県東吉野村鷲家口で捕獲された若いオスが確実な最後の生息情報、とされるニホンオオカミは、絶滅前の正確な資料がなく、生態についてはほとんどわかっていません。

この絵本では、犬のヤマトが、飼い主のおじいちゃんからニホンオオカミについて

「ニホンオオカミは心の優しい生き物」
「ニホンオオカミは1匹の恋人とだけずーっと一緒に生きる」
「ニホンオオカミの鳴き声は、長くて勇ましい声」
「ニホンオオカミはそっと茂みから見守ってくれる」

と聞き、「大きくなったらニホンオオカミになりたい!」と思うお話です。

私達は、何かを判断する際に、誰かに聞いたことを基準にしてしまうことがあります。特に、子どもは小さければ小さいほど、親の言葉を信じますし、小さい時の親の言葉は、その人の人生に大きな影響をもたらすことも多いのです。

だから、私たち親が子どもに話す言葉はとても大切ですよね。

この絵本を読むことで、

  • 動物への
  • 音読すると、「誰かのよい点を具体的に話す」練習ができます。
  • 子どもに誰かのよい点を伝えると子どもは夢を持てること
  • 憧れの相手や叶えたい夢を持つと、子どもは勇気をもって行動できること

など、未来にはばたく子どもたちにとって大切な夢や勇気を潜在意識レベルで持つことができます。音読すると、「誰かのよい点を具体的に話す」練習ができますので、ポジティブな会話や考え方の練習にもなります。

image by: Shutterstock

 

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