他方、「自分が求めているものが何か」にフォーカスすると離婚に至りやすくなるでしょうね。論理的に言って。他者が求めているものを自分が100パーセント満たしてはあげられないように、他者もまたあなたの求めているものを完全に満たすことはできません。
それにもかかわらず、自分が求めているものに極大的にフォーカスすれば、結果として人生で相手が満たしてくれないものの数を常に数え続けるという不幸に見舞われ、相手さえ変えれば上手くいくかもと思うようになるわけです。…論理的に不幸ですね(苦笑)。
もちろん離婚にはいろいろな理由やパターンがありますが、離婚事由の不動の1位が「性格の不一致」という曖昧で漠然としたものであることは、パートナーとしての不適格さが不幸なイベントや人でなしなパーソナリティによって判断されているわけではないことを示しています。
結婚生活を幸せなものにするかどうかは、何にフォーカスするかにかかっている。プレゼントを選ぶのと同じようにね。
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『システマティックな「ま、いっか」家事術』
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