近頃はフローリングのお部屋ばかりで、和室を普段使いするという方は少数派になりつつありますよね。とはいえ接待や会社の飲み会で使う料理屋さんなどが畳敷き、なんて場合もあるわけで、やはり最低限のマナーは知っておきたいもの。無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』で紹介されている和室の作法、身につけておいて損はないですよ。知っていれば上司があなたを見る目も変わるかも?
和室の流儀
さて、本日は近頃少なくなってきた和室のお話。
GW中にイナカに帰省♪ そこまではよかったけど、慣れない和室の生活に足がしびれてスッテンコロン…なんてことはないですか?(笑)
日本の家庭の6割以上がフローリングという現在、畳の部屋での立ち居振る舞いには気を遣ってしまう方も多いでしょう。あ、ちなみに我が家にはちっこいちっこい畳スペースしかありません。オホホ(^^;
和室に入る前にあるもの、それは襖や障子ですね。ドアと同じ機能なワケですが、これくらい開け閉めの作法が違うモノもないんじゃないかってくらい違います。まずそもそも座って開け閉めするものです。立ってやってもいいんですが、あくまでこれは自宅内での簡易的な作法。自宅外では基本的に座って開け閉めしましょう。
さらに言えば、襖や障子って引き戸ですね。なので、これを引くときの作法もあるんですが、たまに帰るイナカでそこまでこだわらなくても(^ー^; いいんじゃないかと思います。ま、す~っと静かに無理な~く開けてください。
ひとつだけ注意するなら、後ろ手で閉めないことです。ちゃんと見ずにカンで閉めるせいか、ひどく大きな音がしてしまうモンなんです。おばあちゃんちでよく怒られました(^^; 怒られた記憶も今ではいい思い出ですが、どうせならいい思い出の方がよかったと思うもんね。まあ、後ろ手で閉めない方がいいのは、洋室のドアも同じかもしれませんね。
さて、和室に入るとすぐに難関が出現します。それがタタミの縁。あの、タタミの端っこに別のテープが巻いてある、あそこのことです。で、このヘリを踏まないようにするのがルールなんです。タタミの部屋だって、別にフツーに歩いてもらったらいいんですが例外がこのヘリなんです。これを踏んで歩くと、ヘリがタタミよりも早くいたんでしまうからなんでしょう。
もうひとつは、ヘリを踏んで歩くのが、振る舞いとして美しくないからです。実際にヘリを踏みながら歩いてみるとわかるんですが確かに美しくない(苦笑)。確かに。
和室には和室の作法がある。イナカにいる関係のビミョーな義理両親や親戚たちの前でそうでなくてもストレスが溜まるもの。和室のちょっとした作法くらいは押さえておきましょう。
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『システマティックな「ま、いっか」家事術』
食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。
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