へのつっぱりはいらんですよ。キン肉マンに学ぶ振り向かない経営哲学

 

自分は相手よりも前を走っているけれども観客は後ろの相手のほうばかりを見ているかもしれない。自分は相手よりも前を走っているけれども、本当は後ろ向きに走る競技なのかもしれない。前とか後ろとか全く意味がないのです。

前に走る人に追いつきたい、抜きたい、という気持ちは、自分を前に進めるためにはいいのかもしれません。でも、後ろに走る人を見て「まだ大丈夫だ」とか「あいつは遅いなあ」とか、後ろの人に対して感想を持つとろくなことはありません

たとえ「あいつに抜かれないように」という戦略を立てても、それは非常に後ろ向きな戦略だから、全く前を見なくなります。後ろの動向に、いちいち心を動かされなくていいのです。

同業の弱者を見下したり、侮辱したり、あざ笑ったりしないことを、社員全員が徹底的に意識できるようにするためには、経営者は何をしなければならないでしょうか?

 【今日の発想源実践】(実践期限:1日間)

  • 同業の弱者を見下したり侮辱したりすることは、どのような弊害を生むか。自分の考えをノートに書く。
  • 自分や社員たちがそのようなことをしないように、気をつけなければならないことは何か。ノートに書く。

 

 

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