【書評】なぜ中国に民主主義は根付かないのか。人気予備校講師が解説

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今の世の中、世界各国の出来事をほぼタイムラグ無しで知ることができるのはありがたいことですが、その背景を理解していなければ、毎日報道される膨大な量のニュースもただの「死に情報」に過ぎません。無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』では、私たち社会人が日々触れているニュースが格段にわかりやすくなる「世界史」についての書籍が紹介されています。

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ニュースの“なぜ?”は世界史に学べ』茂木誠・著 SBクリエイティブ

こんにちは、土井英司です。

高校時代、教頭先生が「社会人になってから一番役に立つ勉強は何だと思う?」とクラスの生徒たちに質問しました。

教頭先生の担当科目が「公民」だったことから、生徒はみんな「公民」と答えたのですが(笑)、答えは、「世界史」だったのです。

現在のように、世の中のしくみや流れが大きく変わってくると、大きな動き権力者の意図を読まないことには、次が見えません。

そこで役立つのが、「世界史」なのです。

本日ご紹介する1冊は、駿台予備学校世界史科講師の茂木誠さんが、世界史をわかりやすくまとめた1冊。

社会人が日々のニュースを正しく読めるように、その背景にある歴史、政治、宗教の問題を、丁寧に解説しています。

「なぜロシアと中国には民主主義が根づかないのか?」
「プーチンはなぜロシアで人気があるのか?」
「IS(イスラム国)は何と戦っているのか?」
「日本はなぜユダヤ人を助けたのか?」
「小泉政権時代、日中関係が急速に悪化したわけは?」

見出しがじつに秀逸で、かつ謎解きは背景にある歴史を紐解かないとできないようになっています。

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