世界のアイスクリーム人気ランキング、日本勢が大苦戦のワケ

2016.06.30
146
スクリーンショット 2016-06-30 13.16.04
 

梅雨が明けたら、いよいよ、本格的な真夏が到来しますが、そんな季節の中で、身体が反射的に欲するものといえば、アイスクリームではないでしょうか。そんな万国共通、老若男女に愛されるアイスクリームの世界人気ブランドランキングが発表されました。日本でおなじみのあのブランドが、世界では下位にランクイン。

欧州ユニリーバのブランドが一人勝ち! 日本代表「明治」は14位に

Forbs紙の記事によると、全世界を対象にしたアイスクリーム売り上げランキングには、欧米勢のアイスクリームが首位を占めています。

日本を代表する老舗ブランド「明治」は、ランキング内で15位中14位という結果になっています。

1位 マグナム (ユニリーバ・グループ / イギリス&オランダ ) 25.4億ドル(約2597億円)

2位 ハーゲンダッツ (ジェネラルミルズ/ アメリカ) 20.86億ドル(約2144億円)

3位 コルネット (ユニリーバ・グループ / イタリア ) 15.95億ドル(約1639億円)

4位 Ben & Jerry’s (ユニリーバ・グループ / アメリカ) 12.32億ドル(約1266億円)

5位 Breyers (ユニリーバ・グループ / アメリカ) 9.6億ドル(約986億円)

6位 Carte d’Or (ユニリーバ・グループ / フランス) 8.27億ドル(約850億円)

7位 Dreyer’s/Edy’s (ネスレ/ アメリカ) 7.73億ドル(約794億円)

8位 Blue Bunny (Well’s dairy Inc / アメリカ) 7.23億ドル(約743億円)

9位 Klondike (ユニリーバ・グループ / アメリカ) 6.52億ドル(約670億円)

10位 Mihan (Mihan Dairy Group / イラン) 5.75億ドル(約591億円)

11位 Drumstick (ネスレ / アメリカ) 6.16億ドル(約633億円)

12位 Nestle (ネスレ / スイス) 4.49億ドル(約461億円)

13位 Outshine (ネスレ / アメリカ) 4.36億ドル(約448億円)

14位 明治 (明治 / 日本) 4.34億ドル(約446億円)

15位 Popsicle (ユニリーバ・グループ / アメリカ) 4.32億ドル(約444億円)

このランキングみると、オランダとイギリスの多国籍企業「ユニリーバ・グループ」が圧倒的なシェアで、ランキングのほぼ半分を独占していることがわかります。

1位 マグナム(Magnum)

 

Magnum Ice Creamさん(@magnum)が投稿した写真

日本であまり流通されていないこともあり、聞いたことがない人も多いかもしれませんが、世界を代表する高級志向のアイスバーブランドです。

ヨーロッパを始めとして、アジアなどでも販売されているので、海外旅行先のコンビニで食べたことがあるという方もいるかもしれませんね。

ユーロモニターの市場調査によると、このベルギー産のチョコレートがたっぷりかかったアイスバーは、2015年に2.54億ドルの利益をあげました。

これは前年度と比較して8%アップで、次位のハーゲンダッツに4.5億ドルの差をつけました。

同調査によると2016年は2.69億ドルまで売り上げるのではないかと予測しています。

 

Magnum Ice Creamさん(@magnum)が投稿した写真

キレイなモデルを起用して、イメージ戦略もバッチリ

この勝因としては、ユニリーバが本拠地であるヨーロッパから、アメリカ、中国、インドへとその流通市場を拡大したことにあるといえそうです。

贅沢なプレミアム感を売りに、大人のヨーロピアンの心をがっちりと掴んだMagnumは、ヨーロッパの家庭の冷凍庫に必ず常備してあるようなユビキタスな存在へとすっかり定着しました。

2位 ハーゲンダッツ

日本では2004年に全店舗が撤退したハーゲンダッツです。

専門店販売はなくなりましたが、今は日本ではコンビニやスーパーなどの店舗販売が主流ですよね。

高脂肪・プレミア感が売りです。

高級アイスクリームの市場を開拓し、創業当時から長い間頂点に経ち、常にその名を轟かせ続けたハーゲンダッツ。

本来アイスクリームは「子供のお菓子」というイメージを覆し、大人向けとして宣伝をしたことが功を奏しました。

男女が絡み合うセクシーなCMは今や日本でも定番となりましたね。

しかも、名前からしてヨーロッパのブランドかと思いきや、なんと発祥は米国ブロンクスと意外な場所でした。

ちなみに、名前に意味はなく、デンマークの酪農が盛んだったことから「デンマークっぽく」見せるような名前をつけたかったんだそうです。

創業者であるブロンクスの夫婦もまさかここまで大企業になるとは当時思っていなかったんでしょうね。

今はジェネラルミルズというアメリカの食品会社がブランドを所有しているそうです。

3位 コルネット(Cornetto)

 

Cornettoさん(@cornetto)が投稿した写真

ヨーロッパのキッズを魅了しつづける大衆向けアイスクリームブランド「Cornetto」は3位にランクインしました。

日本でいうジャイアントコーンのような、チープな紙に巻かれたワッフルコーンアイスクリームは2015年に1.60億ドルの売り上げを記録しました。

ブランド創立25周年の2015年にはユニリーバは、「チョコレートバー」タイプのアイスクリームに対抗すべく、大がかりなキャンペーンイベントを催したそうです。

print
いま読まれてます

  • 世界のアイスクリーム人気ランキング、日本勢が大苦戦のワケ
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け