・メード イン USA(ローカル)
ハーレーの車両本体はアメリカ製で基本的に、エンジン、車両本体はアメリカで生産(工場は本社のあるウイスコンシン州を中心に、三州にまたがる、塗装もアメリカの工場、一部部品はアメリカ以外(オプションのハーレー用の部品に多い)もあり)
・電動バイク開発(サステナブル)
ハーレーは近い未来(2021年ごろ)に向け電動バイクを開発中(現在同社は、航続距離を延ばすべくバッテリー容量解決へ向け取り組んでいる)
・一貫したデザイン性による環境保護(サステナブル)
ハーレーの外観は100年変わらないと思わせるデザイン。50年という驚異的な耐用年数(若いときに購入してライダーを引退するまで同じ車に乗っていたという人は多い)は、バイク車両を頻繁に買い替えしない需要を喚起
顧客が持つブランドイメージだけでは、会社は世の中に必要とされなくなる!!
ハーレーはローカル(地元・・アメリカ産)にこだわることで会社のイメージを確立し、確固たるブランドを構築しました。
そのイメージとは、 ハーレーを表現する3つの単語「LOOK, SOUND, FEEL」
LOOKは、一貫性のある普遍と感じさせるデザイン、SOUNDは、体の一部となる独特のエンジン音、FEELは、風と一体化するスピード感です。
これらイメージは、ハーレーが他社と差異化すべく用いたブランド戦略によって、ユーザー自身が抱いた顕在的(目の前の)ブランド価値です。
しかしハーレーがこれからバイク市場で主導的オンリーワンブランドの地位を揺るがないものにするには、同社が世の中に発信すべき潜在的ブランド価値(下記)
それは、
- ハーレーは騒音規制を最も厳守
- 排気量に影響する燃費は同等クラスバイクより優秀
- フルモデルチェンジをしつつデザインの一貫性を維持
という事実をこれまでのハーレーファンである中高年層に伝え、同社の潜在的(未来に向けた)ブランド価値に共感する新しい感度を持つハーレーファンを醸成し、この層が若年層に口コミする仕組みを構築する必要がありそうです。
なぜなら、ハーレーが存続し続けるのは同社がローカル(地元)にこだわり、サステナブル(継続可能)でありえたため次世代に支持されたことを世の中に証明すべきだからなのです。
<存在意義が会社を成長させる>~経営合理化協会清水ひろゆき経営コラム
「オンリーワンで勝ち残る企業風土づくり」
<ハーレー・イケアを解説した著書>
”3ヶ月で売上げを20%アップさせる3つの仕組み”~1本100円のワインで利益を生み続けるビジネスモデル~
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著者/清水ひろゆき(H&Hコンサルティング)
日本の上場企業トップと同行し米国優秀企業を紹介した米国ビジネスモデルコンサルタントが、そのトップだけが持つ独自の視点で利益を生み続ける現場演出から分析。日本の優秀企業が、米国企業から導入し、顧客を喜ばせた「オンリーワンになる法則」を事例で解説。<少量生産・高付加価値を可能にする3rdビジネス>を発信する清水ひろゆきFBオフィシャルページ
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