欧米にも飛び火。なぜ今、日本の「チェキ」が再ブレイクしたか?

 

アナログブームの背景に新商品も登場

この世界的な「インスタントカメラ人気」に鼻息を荒くした富士フイルムは、「スマホ de チェキ”(Instax SHARE SP-2)」という製品が7月15日に発売だそうです。

ffnr1084_01ffnr1084_04-1image by: FUJIFILM

これは2014年1月に発売したものの後継機種にあたり、SP-1に比べて解像度が上がり、印刷もはやくなっているそう。

さらにアプリには画像の明るさ・コントラスト・彩度を調整できるフィルターをはじめ、2~4枚の画像を組み合わせて1枚にできるテンプレート、1枚の画像を2枚のチェキフィルムに分割して出力できるテンプレート機能などが付いているとのこと。

”撮った写真をその場で印刷してプレゼントする”シェア文化の時流と、紙に印刷するというアナログ回帰うまく組み合わせた商品といえますね。

このようにアナログブームの裏では消費者が欲しがるような新商品が登場しています。

考えてみると、写真は言葉の壁というものに影響を受けない、人類共通のすばらしい表現方法。

もはや、誰もが日常や非日常を切り取って発信していく「人類総カメラマン化」の時代ですが、今後もアナログとデジタルの垣根を越えて、世界のカメラ文化は進化していくのでしょうか。

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Source by: PetaPixel, FUJI Rumors,  ITメディア日経トレンディPFUツイッター 富士フィルム

文/桜井彩香

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