NY在住の医学博士が「映画で英語を学ぶ」ことをオススメしない理由

 

また、「英語ができるようになりたい」という漠然としたモチベーションではなくて、「米大学院留学して研究 をしたい」という具体的な目標があったからこそくじけず諦めず頑張れたと思います。高いゴールを設定した方がむしろ英語勉強を継続できるのではないかと僕は思います。

また、僕は映画をあえて英語教材としてオススメしていません。というのも映画は滑舌が悪いものや訛りの強いもの、スラングが多いものや文化を理解していないと意味不明なものなどがあり、英語初心者には必ずしも効率の良い教材とはならない場合が多いからです。

むしろ、TEDスピーチ等の理路整然とプレゼンされたものが勉強材料として良いでしょう。今はインターネットにさえつなげられれば、いくらでも無料でネイティブの英語プレゼンが見られるので、英語学習者にも良い時代になったと思います。

生徒さんにも、「勉強のため」に英語を聞くのではなく、自分の好きな内容を英語のプレゼンで観るということをお勧めしたらいかがでしょう。英語が聞き取れるようになることで、それだけで自分に入ってくる情報の量が何倍にもなります。情報の量が増えれば、夢も可能性もさらに膨らみます。

 image by: Shutterstock

 

しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」

著者:しんコロ
ねこブロガー/ダンスインストラクター/起業家/医学博士。免疫学の博士号(Ph.D.)をワシントン大学にて取得。言葉をしゃべる超有名ねこ「しおちゃん」の飼い主の『しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」』ではブログには書かないしおちゃんのエピソードやペットの健康を守るための最新情報を配信。
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