スイマセン、愚痴っぽいコラムで(笑)。でも、愚痴はもうちょっと続きますw
翌日、ふと、パスポートを見ると、思いっきり、VISAの有効期限が切れていることに気がつきました。
実は僕の所有する、労働ビザは「E-2」タイプといって、有効期限が切れるということがないVISA です。 というのは「投資家ビザ」なので、会社が存続する限り、基本、その間はずっと有効です。
ビザを取得した時に一応の「有効期限」は書かれるのですが、国外に出て、アメリカに戻るたび、税関で、手書きでビザの有効期限を延期してもらえます。
逆をいうと、つまりは、「有効期限」内に、必ず、国外に旅行であれ、出張であれ、出て、戻って来なきゃいけない。 年間、海外出張を6~7回行く僕はまったく問題ないのですが、前回のハルビン帰り、JFKの審査官が、手書きで、期日を延期することを忘れていたみたいです。
完っっっ全に、JFK空港のミス。
いちおう弁護士に相談しました。 「あー、完全に空港側のミスだね~、アメリカ人、テキトーだから、、」と、アメリカ人の弁護士に言われました(笑)。
どうすりゃいいの?と聞くと、レターを書いてやるから、空港で書き直してもらってこい、とのこと。
完全に向こうのミスなのに、こっちからわざわざ空港まで出向いて、何時間も待たされて、機嫌とりつつ、ペコペコしなきゃいけないみたいです。でも、もう慣れました。 しょうがないです、この国に住まわせてもらってるのだから。
で、近くはない空港に平日の日中、忙しい中、他のシゴトをキャンセルして行きました。 マンハッタンからJFKは、ちょうど都内から成田位の距離です。
到着したのは木曜日の昼の14時を少し回ったころでした。税関検査所、みたいなところに行こうとしたところ、入り口で止められます。
事情を話すと、また出直してこい、と黒人のセキュリティーのおねえちゃん。
は?
理由を聞くと、オフィスは毎日14時に閉まるとのこと。
は?
散々叩かれてる日本の区役所だって、17時までは働いてる。
オープンは9時とのこと。 9時~14時の勤務時間? なんだ、それ? バイトか? 学生くんのシフトか? コンビニか? なんだ、それ?
「14時に閉まるの?」 YES 「え。 14時に閉まるの?」 YES 「14時? ツーオクロック?」 I said YES!
何度もやり取りしました。 何度も同じ質問しちゃいました。14時にシゴト終ってなにするの? しかも毎日、毎日。
憮然として、しょうがないので、明日出直して来る、と捨てセリフを言うと、明日の金曜日は休みよ!と言われました。 週明け、月曜日に来い、と。
口を開けたまま、固まりました。
月曜から木曜の9時—14時。 お年寄りの集団なの? ビザという最も大切なことの為なのに(しかもこいつらのミスなのに)また3日も待たされるの?
もう一回、いいます、天下のニューヨークの、世界一有名な空港の、最も重要な税関機関が、月~木曜の9時—14時です。