そんな中でも、民主党政権時代に、野党議員になってしまって目立てる場面のなかった小池百合子氏は、豊島区議会議員たちと親交を持っていろいろやっていた方、と、豊島区の会合でバグパイプ演奏をした場に小池百合子も参加していたことを話すと、都庁職員さんたちは「えっ、小池百合子、そういう地元区議たちとの密着した活動してたんだ」と驚いていたというのと同時に、職員たちにとっては、ある程度重要な情報でもあるという反応だった(その会合はコチラ)。
「メディアや世間が話題にしている問題に飛びつくだけなのか、もっと地味な問題点にも着目してゆくのかで、パフォーマンス目的なのか、都政をまじめに考えてるのかが見えてくる」というのが、職員たちの視線。
しかし、もはや都庁側はそんな悠長なこと言ってられる立場ではなくなった。勝手な設計施工変更、そして、それが情報公開されない。これは、土壌汚染に問題がなくても、小池都知事が問題視する「都政の闇」として、他のあらゆるジャンルに突っ込まれる可能性のあるもの。
つくづく、カトケンと都庁幹部さんとの雑談会は、ナイスなタイミングで行われたと感心。えっ、暴露された後こそがナイスタイミングでその前じゃダメじゃんって?
いや、直後だったら、雑談会は中止だろうし、もし決行できたとしても、こんな能天気な言葉を聞けなかったよ。取材モードの質問に役人モードの回答じゃ、雑談会の意味がなくなっちゃう。9月10日より前だったがために、能天気だった都庁幹部さんたちの顔が懐かしい。今後しばらくは、あんな顔できないかもね。
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著者/加藤健二郎
建設技術者→軍事戦争→バグパイプ奏者、と転身してきてる加藤健二郎の多種多様人脈から飛び出すトーク内容は、発想の転換や新案の役に立てるか。
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