【書評】「武士道」の精神で敵を尊敬する日本人、報復する米国人

 

だが、多国籍軍が駆使したハイテク兵器の最重要な部分を日本が供給していたことはまったく知られていない。武器も航空機も、半導体に関する限り、パッケージについては100%、その他93種類のうち92種類を独占的に提供していたのが日本だった。初めて知る真実!

この本のタイトルは、正確には『全人類を唸らせた! 二千七百年受け継がれる日本人の遺伝子』である。筆者は英語学が本職であり、日本史は専門外であったが、「これから外国に行くことのある同胞たちのために「これぐらいは知っておくとお国自慢になりますよ」という本を書きたいと考え、1973年に『日本史から見た日本人』を出版した。自虐史観が今より遙かに強い時代だったがよく売れシリーズ化されている。『日本人の遺伝子』は世界に誇りたい究極のお国自慢である。これらの知識を持つことは、国際化の時代の日本人として必ず有効だ。お国自慢を冷笑する日本人にこそ読んでもらいたい。

編集長 柴田忠男

image by: Shutterstock

 

クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】
デジタルメディアで活躍する現役クリエイターたちのコラムで構成されている本格派。総発行部数約16000! 真のクリエイターを目指している方からデジタルに関わる方まで、すべてに向けて発行中!
<<登録はこちら>>

print
いま読まれてます

  • 【書評】「武士道」の精神で敵を尊敬する日本人、報復する米国人
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け