巨額赤字も。ソフトバンクの「スプリント買収」は失敗だったのか?

 

ソフトバンクグループの考えるビジネスモデルとは!?

ソフトバンクグループのビジネスモデルとは、情報産業に関わるあらゆる会社が、M&Aにより戦略的シナジーグループとなりプラットフォームを醸成することです。

ソフトバンクグループが、スマートフォンの中核部分を握るARMを3兆円規模で買収したのも、同グループがスマホ市場を押さえるためではなく、同社がビジネスを行っているモバイルアプリケーションプロセッサー、ネットワークインフラ、サーバー、エンベデッドインテリジェンス、自動車、家電製品などの市場で、AIによるIoTの商品やサービスを生み出すことで「情報革命で人々を幸せに」するためだったと言えます。

世界中の企業やエンジニアたちの中に(米アップルや米グーグルが作ったプラットフォームの上で開発するのと同じように)医学や自動車といった分野ごとにソフトバンクグループのプラットフォームを活用する人々がつぎつぎと現れ、データを収集する機器を作り、一方で、プラットフォーム上で個人からライセンスを得たあらゆる企業が、収集されたデータを活用していく過程で、世に存在しないIoTの商品やサービスがまた生まれてくる

ソフトバンクグループが米国のキャリアビジネス企業スプリントを買収したのは、少子高齢化の日本とは反対に今も人口が増え続けている米国の企業スプリントを同グループの戦略的シナジーグループの一員にし、モバイルコンピューティングビジネスの体制を強固なものにしたプラットフォームを構築する必要があったからなのです。

 

IoTを通して少量生産・高付加価値を可能にする3rdビジネス>を発信する
清水ひろゆきFBオフィシャルページ

IoTを小資本のリアルなビジネスで実践するための3rdビジネス研究会
メンバー登録頂いた方々とはFB上で3rdビジネスの概念とアイデアを情報交換できます!3rdビジネス研究会に是非、登録ください!URLへ投稿(コメント)くださればメンバー登録完了(無料)

存在意義が会社を成長させる
~経営合理化協会清水ひろゆき経営コラム
オンリーワンで勝ち残る企業風土づくり
いいね!よろしく!!

ハーレー・イケアを解説した著書
”3ヶ月で売上げを20%アップさせる3つの仕組み”
~1本100円のワインで利益を生み続けるビジネスモデル~
書籍抜粋サンプルは、こちら

 

 

顧客を喜ばせる世界の成功企業最新戦略紹介
著者/清水ひろゆき(H&Hコンサルティング)
日本の上場企業トップと同行し米国優秀企業を紹介した米国ビジネスモデルコンサルタントが、そのトップだけが持つ独自の視点で利益を生み続ける現場演出から分析。日本の優秀企業が、米国企業から導入し、顧客を喜ばせた「オンリーワンになる法則」を事例で解説。<少量生産・高付加価値を可能にする3rdビジネス>を発信する清水ひろゆきFBオフィシャルページ
<<登録はこちら>>

print
いま読まれてます

  • この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け