牛めし松屋の参入で「トンカツ戦争」勃発。松乃家vsかつや徹底比較

 

◆戦略分析

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■戦場・競合

  • 戦場(顧客視点での自社の事業領域):かつ丼・とんかつ専門店
  • 競合(お客様の選択肢):とんかつ専門店(和幸、浜勝、新宿さぼてん など)、低価格とんかつ店(かつや、とんから亭)、牛丼チェーンなど。また、テイクアウトでは、スーパーやコンビニと競合します。
  • 状況:参入企業が増加中のようです。すかいらーくグループも低価格とんかつ店の「とんから亭」で参入しています。

■強み

1.安い

  • かつ丼は味噌汁付きで「かつや」と同じ490円(専門店は1,000円以上が中心)

2.24時間営業

  • いつでもワンコインでかつ丼が食べられる

★上記の強みを支えるコア・コンピタンス
「牛丼チェーン松屋で培ったノウハウ」

  • ローコストオペレーションノウハウ
  • 24時間店舗運営ノウハウ
  • 松屋との連携
    →人材や食材の仕入れ、弁当予約サイト(松弁ネット)など

上記のように、牛丼業界で厳しい価格競争の中を生き残ってきたことで得たノウハウがあるからこそ、強みを実現できているといえます。

■顧客ターゲット

  • 家族連れ
  • 揚げ物が面倒な女性(主にテイクアウト)
  • お腹一杯になりたい男性(カロリーを気にしない)
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