自分の過去の物語を書けば、やるべきことが面白いほど見えてくる

 

自身の過去を振り返りストーリーを描いてみることです。

ゼロから立ち上げ、果敢に取り組み続けてきた仕事。辛い時期、何度も壁に当たっては挫折しそうになりながらも歯を喰いしばって頑張ってきた。そんな辛かったことを乗り越える事ができた理由ってのを考えてみる。

「この仕事がやっぱり好きだから」というように言える方、「食べていくには仕方がない」と言う方、色々だとは思います。いずれにしろ、仕事というのはお客様(取引先)があって、はじめて成り立つし、応援してくれる人がいて頑張れたりするものでしょうから。なにかしら辛い時期の影には、お客様の笑顔に救われた、とか、応援してくる人(知人、友人、家族)に支えてもらった、ということも大なり小なりあると思うのです。

そんな頃を思い返すことで、その時期の状況を1つの自分のストーリーとして時系列に沿って書き出していってみます。そうやって書き出した過去のものにプラスして現在進行形のストーリーさらには未来に向ってのストーリーを思い描いてみます

たとえば…10年後、信頼できる跡継ぎがいて事業を運営してくれている。

ってことは、8年後にはある程度全てを任せられるようにしておく必要がある。

ってことは、5年後には営業面の全てを任せられるようにしおく必要がある。

ってことは、3年後にはあの顧客と、あの顧客を引き継いでもらおう…。

というように、ドンドンと現在の時間にまで戻っていくようにします。

さらに、もう1つ付け加えておきますと、各時点で、そのような環境というものを作っていくにはどうすればいいか?って所まで描いてみます。

そうすれば…、自分の思い描くビジョンを見ることが出来、そこに向かっていくために何をする必要があるのか?が見えるようになってきます。つまり、自分のビジョンを自分らしく自分に分かり易く描いておくことが、ビジョンを描くということです。

「忙しい時にそんなことめんどくさてできるか!」
「毎日、楽しく仕事できてるから、別にいいやぁ。」

なんて方も中にはいるかも知れません。ですが…、目の前の実務ばかりに捉われていると、日々の充実感は得られるかも知れないですが、先になればなるほど不安は募ってくるようになります。

どんな形であっても1度、10年20年30年を見据えたストーリーを具体的に描いてみることをオススメします。

■今日のまとめ

「過去~現在~未来のストーリーを描く。」

  • 過去の仕事の中で印象的な出来事(辛かったこと・楽しかったこと)を時系列に書き出していく。
  • 現在の状況を書き足す。
  • 過去、現在を踏まえ、将来の姿・仕事の環境を具体的にイメージし書き足す。

image by: Shutterstock

 

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