米メジャーリーガーお墨付き スポンサー契約するまでに至ったハイチュウの魅力
人気タレントやウーピーゴールドパークなども出演させるなど遊び心満載でキャッチーなCMが印象的な「ハイチュウ」。
キャディーでもなく、かといってガムでもなく、食べていると溶けてなくなってしまうという唯一無二の不思議な食感を持つお菓子です。
発売開始から約40年程経った今も、不動の人気を誇る森永製品の定番といえるのではないでしょうか。
その人気が国内のみならず、海外でも爆発的に加速しているのです。
Nippon.comによると、米国では、メジャーリーグのボストン・レッドソックスの田澤純一選手がハイチュウをチーム内に持ち込んだことをきっかけに、周囲の他選手にファンが急増。
チーム内での「ハイチュウフィーバー」は勢いを増し、販社である米国森永がサンプル提供を開始しました。
ついにはチームと森永は正式なスポンサー契約をするまでに至ったのです。
スポンサー企業名を読み上げるチームミーティングでは、選手達の間で拍手が起きる程の盛り上がりぶりを見せたとか。
その後、MLB全体にも人気がひろがり、今ではミネソタ・ツインズ、シカゴ・カブス、さらにはニューヨーク・ニックス(NBA)ともパートナーシップを締結しました。
ただ、大物スポーツ選手の間だけでなく、一般のローカル消費者にも人気が定着しています。
日系人やアジア系の住民はもちろんのこと、現地の大型スーパーでの定番商品に君臨するまでにファンを着実に増やしているようです。
海外のハイチュウファンの反応。
Hi-Chew’s are life
— Lindsey Collett (@LindseyCollett5) October 16, 2016
「ハイチュウは人生そのもの」
The world is better because of Hi-Chew
— Bobby Bandz (@RobbieNelson11) October 16, 2016
「ハイチュウのおかげで世界はより良くなるのさ」
I don’t mind heavy traffic as long as there’s @HiChew on board. pic.twitter.com/efdu4R1wP4
— Woj Product (@wojproduct) October 7, 2016
「ハイチュウがあれば渋滞だって平気さ」
オフィスでも欠かせないのがハイチュウ。
Stop by the sales desk and ask for some Hi-Chew. If they don’t have any, tell them it’s time to re-stock! #ToyotaBo… pic.twitter.com/ir2giouqoW
— Toyota Bountiful (@toyotabountiful) October 6, 2016
「セールスの部署に来たときにはハイチュウをもらってね。もし在庫がなかったら、発注するようにいってね!」
現地の人向けにアレンジした海外限定の日本のお菓子などもあり、日本人としては逆に興味深いですよね。
トレンドや流行などはあると思いますますが、海外の人向けのお土産や来日している外国人に薦める際の参考になりそうですね。
日本人からしてみれば「なぜそれが?」と思うようなものもあり面白いかもしれません。
source by: 日経ビジネス, 東洋経済, Nippon.com
文/臼井史佳