テレビのテロップ文字もファンシー書体の宝庫
テレビのテロップは、ファンシー書体[装飾書体]を観察するのに適していると思います。よく見かける書体ですね。
アメトーーク! という番組を観ていると、ファンシーな書体がたくさんでてきます。
わかりやすい例でいうと、苛立っているときには「トメやうろこも尖っている書体……コミックレゲエ」、女子っぽい表現をするときには「ハライが丸っこくてかわいらしい書体……マティスえれがんと」が使われたりします。怪談話をするときには「オドロオドロした書体……コミックミステリ」が使われます。
ポスターやテロップは、チラッと見たときに一瞬で訴えることが重要になってくると思うんです。なので、デザイナーさんは、イメージにあった書体選びを大切にしています。僕は書体が好きですけど、書体選びはまだまだ修行中です。
4話にわたり、まちもじを紹介してきましたが、「なんか文字って楽しいね」と感じてもらえたらうれしいです。
『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』
デジタルメディアで活躍する現役クリエイターたちのコラムで構成されている本格派。総発行部数約16000! 真のクリエイターを目指している方からデジタルに関わる方まで、すべてに向けて発行中!
≪登録はこちら≫