みなさんはチュロスを食べたことがありますか?最近では日本のドーナツチェーン店でも販売しているのを見かけます。私は日本ではあまり食べた記憶がありませんが、アメリカにいた頃、よく地下鉄のホームで、おばあさんが小さなワゴンに乗せて手作りと思しきチュロスを1本1ドルで販売しているのを見かけ、時々無性に食べたくなっては買っていました。どこか懐かしい味がするチュロスは、私も好きなお菓子のひとつです。そんなチュロスが、最近さまざまな進化を遂げてSNSでも話題なのだとか。
見た目もかわいくて美味しいチュロスがさまざまなスイーツに変化
スペイン生まれのチュロスは、小麦粉と水と少量の砂糖、塩を混ぜた生地を、星形の搾り器から絞り出して油で揚げ、砂糖やシナモンなどをまぶしています。
形は真っすぐなものと湾曲したものがあり、通常はドーナツのような感覚で、そのまま食べることが多いそうです。
そんなチュロスを使って、最近新たな「スイーツ」がいくつも誕生し、流行の兆しを見せています。
ループ型チュロス
image by: The Loop: Handcrafted Churros
カリフォルニアにあるチュロス専門ショップ「The Loop」では、ループ型のチュロスがソフトクリームの中にディップしています。
見た目もポップでカワイイです。
チュロスソフト
こちらはチュロスがソフトクリームのコーンに変身。最後の一口まで甘ーい!
チョコ入りチュロス
甘いチュロスの中に甘いクリームをイン!
上からコーティングではなく、チョコレートをしみ込ませたチュロス。これなら少しは甘さ控えめ?
チュロスカップケーキ
なんとカップケーキに変身!
チュロスパフェ
「明日はブロッコリーを食べるから、今日はこれを食べるのを許して!」だそうです。もはやカロリーは未知数。
チュロスサンドウィッチ
チュロスサンドイッチ。さすがの絵力です。
いかがでしたか。昔ながらのシンプルなお菓子が、見事な変貌を遂げていますよね。
近年では、SNSで美味しそうな食べ物やインパクトのあるスイーツなどの写真をアップして世界中の人々と共有するということが、万国を共通してひとつの文化となっています。
素朴でシンプルなありふれた食材も、工夫の仕方次第でより美味しく、思わず誰かにシェアしたくなるようなビジュアルにもなるのです。
日本にチュロスのブームが来る日も遠くないかもしれませんね。
Source by BRIT+CO
Image by The Loop: Handcrafted Churros(公式フェイスブック)
文/貞賀 三奈美