青年起業プロジェクトの全体的な特徴として次の4点が挙げられる。
- スタートしてからの時間が短く、平均年数は3年以下で、5年以下のプロジェクトが85%を超える
- 登録タイプに偏りがみられ、個人商店が43.4%、有限責任公司が25.8%で、両者の割合が大きい
- 起業の規模が小さく、従業員10人以下の企業が83.1%を占める
- 起業した産業をみると卸売小売産業が多く、29.6%を占める
青年起業家の起業の動機をみると、主体的な起業が多数を占め、「事業で成功したいから」が51.5%、「所得を増やしたいから」が48.5%、「チャンスをつかまえたから」が31.7%に上り、「就職が難しいから」という消極的な動機は17.0%と少なかった。
性別別にみると、男性は「事業で成功したいから」と「チャンスをつかまえたから」が多く、女性は「所得を増やしたいから」と「興味があったから、趣味として」が多い。
年齢別にみると、若いほど他人の影響を受けやすく、「興味があったから、趣味として」起業する人が多く、年齢が上がると「所得を増やしたいから」が多くなる。
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