中国の起業年齢は平均24.67歳。「所得を増やす」より多い動機は?

 

青年起業プロジェクトの全体的な特徴として次の4点が挙げられる。

  • スタートしてからの時間が短く、平均年数は3年以下で、5年以下のプロジェクトが85%を超える
  • 登録タイプに偏りがみられ、個人商店が43.4%、有限責任公司が25.8%で、両者の割合が大きい
  • 起業の規模が小さく、従業員10人以下の企業が83.1%を占める
  • 起業した産業をみると卸売小売産業が多く、29.6%を占める

青年起業家の起業の動機をみると、主体的な起業が多数を占め、「事業で成功したいから」が51.5%、「所得を増やしたいから」が48.5%、「チャンスをつかまえたから」が31.7%に上り、「就職が難しいから」という消極的な動機は17.0%と少なかった。

性別別にみると、男性は「事業で成功したいから」と「チャンスをつかまえたから」が多く、女性は「所得を増やしたいから」と「興味があったから、趣味として」が多い。

年齢別にみると、若いほど他人の影響を受けやすく、「興味があったから趣味として起業する人が多く年齢が上がると所得を増やしたいからが多くなる

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