中国の起業年齢は平均24.67歳。「所得を増やす」より多い動機は?

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何かと世間を騒がせているイメージの強い中国。その実情を本当によく理解している日本人は決して多くありません。無料メルマガ『中国現地特派員による最新ニュース』では、中国に現地特派員として滞在する著者が、実際に目で見て学び、感じた「日本が知らない中国の実態」に関する情報を提供しています。今回は、中国で多い「青年起業家」の現状について。驚くべきことに、中国の初起業年齢は平均24.67歳とか。日本ではあまり伝えられない、中国の起業事情を現地から伝えています。

中国人青年の初起業年齢は平均24.67歳

人的資源・社会保障部(省)労働科学研究所と宜信公司がこのほど北京で発表した「中国青年起業現状報告(2016年)」は、東部、中部、西部の各地域の青年による起業の現状の調査・比較を通じて、当今の中国青年起業の基本的な状況を分析したものだ。

青年起業家の全体的な特徴として次の4点が挙げられる。第1に男性が多い。男性起業家の割合は女性を明らかに上回る。第2に年齢が若い青年の初起業年齢は平均24.67歳で20から26歳の起業が最も活発だ。第3に学歴が高い大専短大に相当以上の人が75%以上にのぼり、在学中の大学生、大学を卒業した人、在職中の人、海外留学から帰国した人など、高学歴層が青年起業の主力だ。第4に経験が少ない。社会経験のない人の割合が高く、起業してからの時間が短く、初起業の割合が58.9%と高かった。

同研究所の鮑春雷博士は、「若いことは短所にもなるが、資本でもある。青年の起業は資金、経験、資源などの蓄積が十分でなく、スタート段階の歩みは困難で、一連の過ちを犯しやすいが、青年には情熱とエネルギーと勢いがある。また若い時期の過ちは高くつくことはなく、さらに青年起業家は教育レベルが一般的に高く、学習能力や革新の能力が高い。そうしたわけで起業においては後発組としての一定の優位性を備えている」と指摘する。

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