最後に1つ付け足しです。こういうとき、大人はついイライラして、立ったまま話してしまうことが多いと思います。
そうではなく、ぜひしゃがんで子どもと目の高さを合わせてください。すると、話し始める前に、まず大人の気持ちが落ち着きます。
それに、目の高さを合わせることで、一方的に上から見下すような話し方ができなくなります。
つまり、お互い1人の人間同士として正対して話すという感じになるのです。
親が立ったまま、上から一方的かつ声高に話し出すと、それだけで子どもは恐く感じます。すると、自分を守るための防御反応が働きます。
つまり、子どもの心が閉じてしまって、話の中身が子どもの心の中に届かなくなるのです。
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