ところが、トランプ大統領が就任すると、「反トランプ・デモ」が起こり、相手のヒラリー・クリントンは姿を見せず、メディアは「反トランプ・キャンペーン」を続けている。その象徴として起こった事件がカリフォルニア大学バークレー校で起こった演説阻止運動で、ついに演説自体がキャンセルになった。
また日本でもマスメディアが「大統領令を乱発した」とか、「何の根拠もなく7カ国からの入国を禁止した」という誤報を流している。トランプ大統領が出している大統領令は、選挙中の公約に沿っていて、むしろ当選して公約の違反を続けた日本の民進党(当時の民主党)の方が民主主義を無視している。また、トランプ大統領が入国の制限をしたのは、「オバマ大統領が指定した7カ国」であり、政策を継続したに過ぎず、さらに入国を禁止したのでは無く、期限を設けて審査を厳しくしたに過ぎない。
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