コメダ珈琲vsコンビニカフェ、全国で激化するコーヒー覇権争い

 

競争が激化するも喫茶店の市場規模は回復傾向を示している

カフェや喫茶店の競争は激化しています。競争により市場は活性化しています。日本フードサービス協会によると、喫茶店の市場規模は1982年の1兆7,396億円から縮小傾向を示し、2009年には1兆45億円にまで減少しましたが、2009年を底にその後は上昇し、2015年には1兆1,270億円にまで回復しています。

大手コーヒーチェーンは出店攻勢を強めています。コメダの国内店舗数は719店舗(16年11月末時点)です。スターバックスコーヒージャパンは1,245店舗(16年12月末時点)、ドトールコーヒーショップは1,117店舗(2017年1月末時点)、タリーズコーヒージャパンは658店舗(16年10月末時点)です。各社は出店を加速させています。

大手以外の勃興も見ることができます。近年は「サードウェーブコーヒー」と呼ばれる高品質なコーヒーを提供する店が脚光を浴びています。サードウェーブコーヒーの代表格とみなされているブルーボトルコーヒー・カンパニーが2015年に日本に再上陸するなど、話題を集めています。

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