それ個人的な恨み? マンション管理会社に言ってはNGなクレーム

 

管理組合の中の人たちに理解を求めることでしか規約改正への道は開けません。「標準管理規約と違うからけしからん」という論法は、決して広く理解を得られるものではありません。

また、もし、A管理会社に対する怒りや不信感が、個人的なものであって、そのために「管理規約」を道具にしているのであれば、それは、ご本人にも、他の組合員の人にも決してよいことではありません。A管理会社に不満があるのであれば、管理規約の問題ではなく、管理委託契約に基づき、何が問題なのかを明確にしないと、広く理解を得られないと思います。

なぜ管理会社を責めるのか…の理由は、的外れな想像だったかもしれませんが、方向性が違う憤りは、ご本人を消耗させるだけでなく、管理組合も疲弊させてしまう場合がありますから、同じような不満を持っている方に、ぜひ、一度、自分は本当は何が欲しいのか…見直して頂きたくて書きました。

自分の心にぜひ問いかけて下さい。答えはそこにあります。

 
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【著者】 廣田信子 【発行周期】 ほぼ 平日刊

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