管理組合の中の人たちに理解を求めることでしか、規約改正への道は開けません。「標準管理規約と違うからけしからん」という論法は、決して広く理解を得られるものではありません。
また、もし、A管理会社に対する怒りや不信感が、個人的なものであって、そのために「管理規約」を道具にしているのであれば、それは、ご本人にも、他の組合員の人にも決してよいことではありません。A管理会社に不満があるのであれば、管理規約の問題ではなく、管理委託契約に基づき、何が問題なのかを明確にしないと、広く理解を得られないと思います。
なぜ管理会社を責めるのか…の理由は、的外れな想像だったかもしれませんが、方向性が違う憤りは、ご本人を消耗させるだけでなく、管理組合も疲弊させてしまう場合がありますから、同じような不満を持っている方に、ぜひ、一度、自分は本当は何が欲しいのか…見直して頂きたくて書きました。
自分の心にぜひ問いかけて下さい。答えはそこにあります。
image by: Shutterstock.com